イザヤ書46章 老いる日まで


「あなたがたが白髪になっても、わたしは背負う。」イザヤ書46:6

くぅ~ママのちょっと一言
バビロンの偶像の無力さと真の神の永遠性、そしてバビロンの崩壊とエルサレムの再建が告げられています。9節の初めのことから思い出しなさいとは、出エジプトやカナン定着を代表とするイスラエルの歴史を指しています。歴史の中の出来事や今起こっていることを人間の目で見るだけではなく、神さまはどうお考えなのかと考えることは大切なことだと思います。私たちの知恵は神さまのお考えには到底およびませんが、聖書のみ言葉をとおして、祈りを通して、神のみ心を求めることはできます。それが誤りのない次の時代を築いていくことではないかと思います。

聖書要約
バビロン偶像
バビロンの偶像であるベルとネボは動物に背負われて運ばれます。動物がよろめくと地面に倒れ、起き上がることもできません。そんな神に頼ってもキュロスの攻撃を免れるはずがありません。イスラエルの残りの民よ、私はあなたが生まれた時から年老い白髪になるまであなたを支え、助け、面倒を見ます。金や銀で作ったものと私を比べるとでも言うのでしょうか。それらの物は自分で動くこともできないのですから、助けを求めても答えてくれるはずがありません。
神を信じない者よ、初めのことから思い出しなさい。私は神。他にいません。これから何が起こるか告げることが出来るのは私だけです。そのことはその通りになります。私はキュロスを東から呼び寄せます。彼は私が言ったことを必ず行います。そのことが起こるのはそう遠いことではありません。あなた方を救う準備は整いました。私は私の栄光であるエルサレムを再建すると決めたのです。