イザヤ書64章 粘土と陶工


「私たちは粘土で、あなたは私たちの陶器師です。私たちはみな、あなたの御手のわざです。」イザヤ書64:8

くぅ~マのちょっと一言
引き続きイザヤの祈りです。苦難の中にも神のみ助けを確信しています。そして神にすがろうとしない民のため執り成して祈ります。「しかしあなたは私たちの父です」と。聖書を通して世の中を見れば、何をしてはいけないのか、何をしなければならないのかが、よく見えてきます。しかし現実に目を向けると、政治はそれと反対の方向に舵を取っていると思えることがよくあります。クリスチャンはそのような世の中のために執り成しの祈りをする役割を負う存在と言えるかもしれません。

聖書要約
全く期待しなかったような新しい事態が起こり、主なる神が地上に介入されますように。その時山々は主のみ前で揺れ動くでしょう。世界が始まって以来、待ち望む者によくしてくださる神は他におられません。あなたの道に従って歩む者をあなたは両手を広げて迎えてくださいます。
ところが私たちは神を敬わず、罪を犯し続けています。あなたは憤られました。私たちは汚れた者、風に運びさられる枯れ葉のようです。それでもあなたにすがろうとする者はいません。あなたはみ顔を隠されてしまいました。
しかしあなたは私たちの父です。私たちは粘土、あなたは陶器師です。私たちはみなあなたの手の中にいます。どうか主よ、怒られることなく、私たちに目を留めてくださるように。あなたの聖なる町々は廃墟となりました。このようになってもあなたはまだ私たちを助けて下さらないのですか。