エレミヤ書13章 役に立たない帯


「…それらを拝むこの悪しき民は、何の役にも立たないこののようになる。」エレミヤ書13:10

くぅ~ママのちょっと一言
麻の帯の例え、ぶどう酒の例えはいずれも神から離れたイスラエルが裁かれることを表しています。神のご栄光を表すために「帯」とされたイスラエルの民がその目的を果たす力がなくなってしまっていること、そして祝宴には欠かせないぶどう酒がイスラエルの民を混乱させることが預言されたのです。
神様から命を与えられた私たちひとりひとりには神さまのご計画があります。すべての命には目的、神のみ心があるのです。その目的を果たそうと生きる時、神はそれを成しうる力を与えてくださいます。まずは神様が持っておられる私へのご計画がなんであるか神さまのみそば近くで耳を澄ませたいと思います。

聖書要約
麻の帯とぶどう酒のかめ
神は私(エレミヤ)に言われました。麻の帯を買い腰に締めよ。洗ってはいけない」と。私はその通りにしました。するとまたお告げがあり、「その帯をユーフラテスの岩の割れ目に隠すように」と。私は言われたとおりにしました。かなりしてから割れ目から帯を取り出すように神は言われました。私は出かけていって帯を取り出しましたが、カビが生えてぼろぼろになっていました。神は「ユダを帯のようにしかりと私に巻き付けたが、民は離れて行ってしまった。民はこの帯のように全く役に立たなくなってしまった」とおっしゃいました。
神はまた次のように民に語るように言われました。「かめにぶどう酒を満たしなさい」すると民は「かめにぶどう酒を満たすことぐらい知っている」と言うでしょう。さらにあなたは「すべての住民はどのぶどう酒で酔い、父と子、兄弟をいがみ合わせて彼らを滅ぼす」と語りなさい。
神がお語りになります。傲慢にならず、聞きなさい。闇が襲い手おくれになる前に。私は思いあがったあなたたちのために嘆きます。神の民であるあなたたちが奴隷となって連れさられるからです。
王と太后
王座から下りて塵の中に座りなさい。輝かしい冠は奪いさられました。エルサレムの南のネゲムの町は城門を閉め自衛している。ユダは滅ぼされ、奴隷として連れ去られます。北から来る者が襲ってきます。あなた方の恥ずべき重い罪はあらわにされるのです。
罪の深さ
エチオピア人が皮膚の色を変えることができないように、悪いことになれたあなた方が善人になることなどできません。あなた方はもみ殻のように散らされます。あなた方は恥ずべき悪を行ったからです。あなた方の悪はいつまで続くのでしょう。