エレミヤ書14章 滅ぼし尽くす
「かえって、剣と飢饉と疫病で、彼らを絶ち滅ぼす。」エレミヤ書14:12
くぅ~ママのちょっと一言
神は真の悔い改めがない民をもはや赦すことはないと言われます。そしてその民のために祈ってはならないとエレミヤに言われるのです。偽りの預言者は民の耳に聞こえの良い言葉を語りますが、それは神から出たものではありませんでした。
クリスチャンは神のみ心を求めながら生きる者ですが、本当にみ心なのか、はたまた偽りなのか見極めるのが難しいことがあります。時が経てばその答えが分かる時もありますが、途上の時はなかなか分かりません。ただ出来ることは、神と人とに真実を尽くし、自分の出来る精一杯のことをして、祈りつつ心静かに結果を待つことだと思います。
聖書要約
干ばつの災い
イスラエルに雨が降らなかった時、神はエレミヤに次のように説明されました。「ユダの人々は嘆き悲しみます。貴族が召使を貯水池に行かせても水はありません。農夫はおびえ、鹿は子どもを育てることをせず、野ロバものどの渇きで肩で息をします。」と。
それを聞いたエレミヤは神に祈ります。「我々は大きな罪を犯しました。しかしあなたは我々の希望、苦難の時の救い主です。私たちを見捨てないでください。」
しかし神は民についてこう言われます。「彼らは私から離れることばかりを考えています。もはや私の民として受け入れることはできません。私は彼らの罪を罰します。神はさらに私に言われました。彼らを祝福してほしいと祈ってはいけません。二度と祈ってはいけません。彼らは捧げものをしても無駄です。私は彼らを剣と飢饉と疫病で滅ぼし尽くすつもりです。」
私(エレミヤ)は神に言いました。「しかし預言者たちは戦争も飢饉もなく平穏に暮らせると言っています」神はお答えになりました。「預言者は私の名を使って偽の預言をしています。そのような預言者もそれを信じた者も戦争と飢饉と剣で滅び、巷に捨てられます。」と。
あなた(エレミヤ)は彼らに語りなさいと神は言われます。「私の目から夜も昼も涙があふれます。この民は剣で刺され、飢えで死にます。預言者も祭司も見知らぬ国にさまよいます」と。
主よ、あなたはユダをお見捨てになるのですか。これほどの罰を受けても平和を下さらないのですか。私たちが間違っていました。どうぞあなたの御名のためにも私たちを憎まないでください。私たちを祝福すると言う約束を忘れないでください。どこの神が我々に雨を降らせることができるというのでしょう。我々の神以外そのような神はおられません。私はあなたの助けを待っているのです。