エレミヤ書45章 どこに行っても守る


「しかしわたしは、あなたが行くどこででも、あなたのいのちを戦勝品としてあなたに与える。」エレミヤ書45:5

くぅ~ママちょっと一言
この出来事は36章の後起こったことですが、バラクへの啓示として、エレミヤの預言が終わった後にこの章に入れられているとのことです。
バラクは神の言葉を巻物にして民の前で読み上げました。もしかしたら民が心を入れ替えて、神が災いを下すことを止められることを期待していたのかも知れません。また高官に徴用されることを期待していたのかもしれません。いずれにせよ、バラクは人々から逃げる立場になってしまったのです。
自分自身が辛い思いをすることが、神さまの大切なご計画の遂行のためであるなら、それを引き受ける人生も「あり」なのだと思います。どうしても理解しがたい事柄が人生の中にやってきた時、もしかしたらそのようなことかもしれないという理解の仕方があることを知っておきたいと思います。

聖書要約
バラクへの言葉
ユダの王ヨシアの子、ヨヤキム治世4年目に預言者エレミヤの口述をバラクは巻物に書き留めました。その後エレミヤは神の言葉をバラクに伝えました。「バラクよ、お前は自分のことをみじめな人間だと言いました。「神は苦しみの上になお苦しみをお授けになった」と。私はこの国に災いを起こす計画は変えません。しかし神のために苦しみを受けているあなたの命は必ず守る」と。