エレミヤ書50章 バビロンの陥落の預言


「バビロンは攻め取られた。ベルは辱められ、メロダクは打ちのめされた。」エレミヤ書50:2

くぅ~ママちょっと一言
50章、51章はバビロン滅亡の預言です。長い章が続きます。バビロンが隆盛を極めていた時に神がエレミヤを通して語られました。おそらくこのようなことが起こると信じられなかったことでしょう。しかし神はペルシャを用いてバビロンを滅ぼされ、イスラエルの帰還を果たされます。
紀元前BCと紀元後ADの中心にキリストの誕生がありますが、まさに主なる神は歴史の主なのです。

聖書要約
神はエレミヤを通してカルデヤ人の国バビロンについて語られた言葉。
全世界にバビロンが滅びると告げよ。北から(ペルシャ)の攻撃で人が住めなくなるほどバビロンは滅びる。イスラエルとユダの民はバビロンが神に裁かれるのを見て、神に立ち返り、故郷を目指して帰る。二度と神との契約を破らないと誓いながら。民は迷った羊。羊飼いである国の指導者は民をとんでもない所に導いた。敵は羊たちを食い物にして言った「神に罪を犯したイスラエルの民が悪いのであって、我々は悪くない」と。
イスラエルの民よ、バビロンから逃げて故郷に帰れ。神は北の国を奮い立たせ、バビロンを攻撃させる。バビロンは略奪し尽くされる。
私の民であるイスラエルを奪い喜んでいたカルデヤ人よ、あなた方は神によって滅ぼされバビロンは廃墟となる。そばを通るものはそれを見て恐れる。周囲の国々は戦闘の準備をせよ。弓を引く者はバビロンを目がけて矢を放て、バビロンは神に逆らったからだ。バビロンの城壁は破壊され、彼らは降伏する。農夫も皆逃げろ。皆自分の国に逃げ帰れ。
イスラエルはライオンに追われてちりぢりになった羊のよう。アッシリアに攻撃され、次はバビロンに。しかし神はアッシリアを罰したように、今度はバビロンに罰を与えると言われる。彼らは自分の国で幸せに暮らすようになる。神が彼らの罪を赦して下さるので、もはや罪は見いだせなくなる。
バビロンに攻め上れ。滅ぼし尽くせ。世界を砕いた国が滅ぼされ荒れ果てる。神は天の倉を開いて武器を取り出し、バビロンを攻撃される。それが彼らの罰せられる日である。
バビロンから逃れよ。神はバビロンに報復される。バビロンに向かって弓がいられるのは聖なる神に公然と反抗したからだ。ユダとイスラエルの民を痛めつけたからだ。神は彼らを救い出し、再びイスラエルで平和に暮らせるようにする。
しかしバビロンには平安はない。攻撃を受け、全てのものが略奪される。偶像礼拝の罪で国は激しい日照りが続く。ついに砂漠の野獣の住処となる。
傲慢なバビロンは滅ぼされる。ライオンが突然襲い掛かるようにバビロンは滅ぼされる「これがカルデヤ人への私の計画である。バビロンが倒れる時、全地は揺れ動く。