エゼキエル書18章 立ち返って生きよ
「わたしは悪しき者の死を喜ぶだろうか──神である主のことば──。彼がその生き方から立ち返って生きることを喜ばないだろうか。」エゼキエル書18:23
くぅ~ママのちょっと一言
「先祖が酔ぶどうを食べれば、子孫の歯が浮く」ということわざは当時広まっていたことが分かります。それに対して、神はそうではないことを示されました。日本人の考え方にも因果応報の考え方が根底にあるように思います。しかしいのちの神は、人の命の責任はその人自身にあることを解かれました。だから各自が悔い改めて神に従いなさいと命じられたのです。
聖書要約
各人の責任
神がお語りになりました。イスラエルでは『先祖が酔ぶどうを食べれば、子孫の歯が浮く』ということわざがあるが、二度とイスラエルでこの言葉を口にすることはない。父の命も子の命も全ての命は私のものである。もしある人がイスラエルの掟に照らして正しく生きたとする。偶像に供えた食べ物をたべたこともなく、偶像を礼拝することもなく、姦淫をせず、身を汚さず、貧しい人には親切にし、高利をとらず、飢えている人には食物を与え、裸の人には着せ、公正な裁きをし、私のおきてを守るならその人はまさに正しい人で、その人は生きる。もしその子どもが全く反対の歩みをしたなら、その人は自分の罪のために死ぬ。またその息子が父の悪事を見て畏れ、正しい生き方をしたら、その人は必ず生きる。
イスラエルの人々は『子が父の罪を負わなくていいのですか』と聞くだろうが、負わなくていいのだ。だが悪い者でも悔い改めて生きるなら、その人は生きる人となる。私は悪人が死ぬのを望んでいるわけでは決してない。まともに生きるようになることを願っている。逆に正しい人が悪を行えば、その人は罪のために死ななければならない。
そう聞くと『神は不公平だ』と言う。私は不公平ではない。私は一人一人の行いによって裁き、その報いを与えるのである。死に急いではいけない。悪の道を離れて、新しい心と霊を受けなさい。私はあなた方が死ぬのを見たくないのだ。だから悔い改めなさい。