詩編77編 あなたの御業を思いめぐらす


「私は のみわざを思い起こします。 昔からの あなたの奇しいみわざを思い起こします。私は あなたのなさったすべてのことを思い巡らし あなたのみわざを 静かに考えます。」詩篇77:11、12

助産師永原のちょっと一言

神からの祝福が呪いに変わったと思うほど、詩人は窮しています。過去の主の恵みを思い出して、主が必ず救ってくださることを確信しようとしている詩人の心を読む取ることが出来ます。主からの語りかけや主に守られたと確信した体験は信仰を確かなものにします。多くの経験は必要ないと思います。たった1度の経験でも確かな信頼につながるように思います。そして主の沈黙や祝福はどこにいってしまったのだろうと思うような出来事の時にこそ、主に信頼して主の語りかけを待ちたいと思います。さらに信仰確かなものになりますように。

聖書要約
私は声の限り神さまに呼びかけます。夜通し天に手を差し伸べて嘆願しているのです。悲しみのあまり祈りの言葉を出ないくらいです。
私はあなたから答えを頂くまで眠ることもできません。私は遠い昔のよき時代を思い出しています。あの頃は夜になると喜びが口をついて出てきました。神様の恵みは過去と共に過ぎ去ってしまいました。神は私を突き放し、祝福を呪いに変えられたのでしょうか。神の成された多くの奇跡を忘れる事はできません。かつ神は紅海を分け、雷をとどろかせ、雷鳴とつむじ風を持って我々を救ってくださいました。あなたはモーセとアロンの手を通して、羊の群れを牧するようにご自分の民を導かれたのです。