詩編80編 執り成しの祈り


「わたしたちはあなたのを離れません。命を得させ、御名を呼ばせてください。」80:19

くぅ~ママのちょっと一言
外国からの侵略を受けた民の嘆きの歌です。時代背景は諸説あるようですが、北王国がアッシリアによって滅亡した時の歌ではないかとのこと。エフライム、ベニヤミン、マナセなどの北王国の部族が救いの対象として挙げられています。エフライムとマナセはヨセフの子。ベニヤミンはヨセフと実の兄弟です。イスラエルは北王国イスラエルと南王国ユダに分裂してしまいますが、北王国はまったく消滅してしまいます。南王国ユダはバビロンに滅ぼされますが、神のみ手が伸ばされ、エルサレムに帰還を果たし、国を再興します。神の選びの御心は私たちには分かりませんが、消えた10部族、北王国のようになることがないようにと願います。過去において主の御手によって救われたことは大きな恵みですが、それが今日の私の信仰につながっていなければならないのです。また主に選ばれ、主のご計画に大きく用いられたヨセフですが、その功績による恵みを子孫が受け継ぐとは限らないのです。やはり個人的に主につながり、日々新たな恵みの中で生かされていることに感謝して生きていくことが必要なのです。

聖書要約
ああイスラエルを導く偉大な羊飼いよ。ケルビムの上の王座に座してご栄光を現してください。私たちをどうか救い出してください。それをエフライムやマナセ、ベニヤミンに見せてやってください。
主よ、私たちの祈りをいつまで無視されるのですか。悲しみと涙が私たちの食べ物です。私たちは近隣の国々の笑いの的です。ああ神様、私たちを救い、お側に戻らせてください。神は私たちをエジプトから救い、カナンの人々を追い出して、私たちをそこに住まわせてくださいました。まるでぶどうの木を大切に運ぶようにです。そしてカナンの地で根をはり、国中にはびこり、地中海からユーフラテス川を埋め尽くすほどになりました。しかし今では獣に食い荒らされ、道行く人にはほしいままに摘み取られ、切り取られ、焼かれつ有様です。どうかこの惨状をご覧になって、あなたのぶどうの木を手入れしてください。敵が神の咎めを受けて消え入りますように。もう二度とあなたを離れません。私たちに向けられる御顔が喜びと愛で明るく輝き、私たちをお救いくださいますように。

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