詩編131編 主に信頼する姿は母の胸にいる幼子のよう


「乳離れした子が 母親とともにいるように 乳離れした子のように 私のたましいは私とともにあります。」詩篇131:2

助産師永原のちょっと一言
主への信頼の詩です。「乳を飲み終えた幼子のよう」の言葉から、お腹も心も満たされて安心しきった様子を思い浮かべることができます。そのように神に信頼すればいいと詩人は言います。前半に書かれている謙遜な生き方ですが、「私は何もできません」「私は人前に出るような者ではありません」というのではなく、「神さまが用いてくださるなら私はどんなことでもできます」と考えるべきだと思います。だから結果によって威張ることもなければ、落ち込むこともないのです。ただ乳を飲み終えた子のように心やすらかにしておればいいのです。

聖書要約
神様、私は思い上がったり、高ぶったり、他の者より善人ぶったり致しません。母の胸で乳を飲み終えた子どものように、神様のみ胸の中にいます。あれこれ願い事を並べるようなこともしません。イスラエルの民も静まって神様に信頼しなさい。