エゼキエル書30章 災いの日は主の日


「泣き叫べ。『ああ、その日』と。その日は近い。主の日は近い。」エゼキエル書30:2,3

助産師永原のちょっと一言
エジプトの裁きの宣告ですが、冒頭、主はエゼキエルに「主の日は近い」と示されました。主の日は主の裁きによる罪の清算の時でもあるし、救いの完成の時でもあります。エジプトとその周辺諸国にとって主の日は裁きの時だったのです。私たち一人一人に「主の日」が訪れたら、それは救いの完成であり、喜びの日になることを切望します。

聖書要約
グッドエジプトに対する裁き
主がお語りになりました。「人の子よ、泣き叫べ。主の日は近い。エジプトに剣が振り降ろされ、殺されたもので地面が覆われる。エチオピヤやリビアなどエジプトと同盟を結んでいた国も滅ぼされる。自慢していたエジプトの勢力も消えてしまう。中でもエジプトの荒廃ぶりは甚だしい。私はバビロンの王の手によってエジプトを撃つ。ナイルを干上がらせる。エジプトの偶像も打ち壊す。エジプトにはもはや支配者もなくなる。男は剣に倒れ、女は奴隷として連れ去られる。その時彼らは私が主であることを知るであろう。」
それから1年後にまた主がお語りになりました。「人の子よ、私がエジプトの王の腕を打ち破いた。二度と剣を持つことはできない。私はエジプトを諸国に散らす。私がバビロンの手を強くするが、エジプトの腕は弱まる。そのとき彼らは私が主であることを知るだろう」