ホセア書2章 「生ける神の子ら」と呼ばれる


「あなたたちはロ・アミン(わが民でない者)と言われるかわりに、「生ける神の子ら」と言われるようになる」ホセア書2:1

くぅ~ママのちょっと一言
ホセアの妻ゴメルが夫のもとを離れて行ったのと、イスラエルの民が約束の地カナンが与えられてにもかかわらず、農耕神バアルに仕えるようになったことを重ね合わせています。しかし神は背信のイスラエルを大きな愛で赦し、連れ戻すことが書かれています。夫と妻の関係に置きなおすと、それは本当にあり得ない赦しだと言うことが分かります。しかし神はそれをしてくださるのです。神から離れて苦悩の谷を経験する者にも、神は希望の門を用意してくださること覚えたいと思います。

聖書要約
イスラエルの回復
イスラエルの人々は数が増え、海の砂のようになります。あなたたちはロ・アミン(わが民でない者)という代わりに「生ける神の子ら」と言われるようになります。ユダとイスラエルは統一され、一人の指導者が与えられ、捕囚の地から戻ってきます。その日私は彼れを肥沃な地に住まわせます。あなたの兄弟たちの名前を「わが民」「憐れまれる者」と言いなさい。
イスラエルの背信
あなた方の母を責めなさい。彼女は他の男の所に行ってしまった。もう私の妻ではない。不貞を働かないように頼むがいい。さもなければ彼女を荒野のように干上がらせ、渇きで死なせる。私は彼女から生まれた子は淫行の子だから憐れむことはしない。彼女は食べ物や着物を求めて他の男について行く。私は彼女の行く手を阻む。彼女は気がつき、元の夫の所に帰ろうと言う。彼女は穀物も、酒も、油もバアルを作る金銀も私が与えたことを知らない。私は彼女から借り入れの穀物も羊毛も麻も奪い取る。彼女の楽しみである祝いを止めさせ、恋人からの贈り物だというイチジクやぶどうの園を茂みに変える。彼女がバアルのために犯した数々の悪事に仕返しをする。彼女は私を忘れ去ったと主は言われる。
イスラエルの救いの日
しかし私は彼女をいざなって荒野に導き、その心に語りかけよう。アコル(苦悩)の谷を希望の門として与える。彼女はエジプトからの解放された時のように喜び歌う。その日彼女は私を「ご主人様」と呼ばず、「わが夫」と呼ぶようになる。私はあなたから偶像を忘れさせる。獣や鳥や蛇と契約を結びあなたが恐れなくていいようにする。全ての武器を捨てさせ、地上から戦争がなくなる。あなたは何の心配もなくなり、永遠にあなたをつなぎとめる。そしてあなたは本当に私が分かるようになる。全地は「神が種をまいてくださる」と喜びの合唱が起こる。私はイズレエル(神が種を蒔く)に答え、ロ・ルハマ(憐れまれぬ者)を憐れみ、ロ・アミン(わが民でない者)に向かってアミン(わが民)という。するとイスラエルの人たちは「わが神」と答える。