ホセア書1章 主から離れた民
「この国は主に背を向け、淫行にふけっているからだ。」ホセア書1:2
助産師永原のちょっと一言
ホセアの悩み多い結婚生活の体験から、不誠実な民に対する神の愛を理解するように神はホセアに働きかけられます。ホセアは北王国イスラエルに遣わされた預言者です。イスラエルは繁栄の時代を経て、BC577年には滅亡します。主はアッシリアを用いてイスラエルを撃たれたのです。妻を愛し続けたホセアの心情を、神が民を愛する心情に重ね合わせて、神がどれほど不誠実なイスラエルの民を愛したかが描かれています。
聖書要約
南王国ユダではエジア、ヨタム、アハズ、ヒゼキヤ王の時代。北王国イスラエルではヨアシュの子ヤロブアムの時代にホセアに神の言葉が臨みました。ホセアの妻と子
主はホセアに告げられました。「遊女を妻とせよ。彼女から生まれる子どもの内、あなたの子どもでない子もいます。それは神と民との不誠実を現わしています。」こうしてホセアは主に命じられたようにゴメルと結婚したのです。ゴメルは身ごもり男の子を産みます。主はイズレエルと名付けなさいと言われました。そこはかつてイエフ革命によって多くの血が流されたところで、主はその報復をすると言われるのです。次に身ごもった子は女の子で、主はロ・ルハマと名付けるように言われます。「もう憐れみをかけない」の意味で、主は二度とイスラエルに憐れみをかけないと言われます。しかし南王国ユダは救い出すと。3番目の子はロ・アンミと名付けなさい。もやはあなたは私の民ではないという意味で、私もあなた方の神ではないと言うことなのです。