ホセア書8章 祝福の蜂起


イスラエルは善を退けた。」ホセア書8:3

くぅ~ママのちょっと一言
ホセアはイスラエルの背信の歴史を短く緋解いて語ります。エジプトに戻るとは、神の民とされる前の状態になることを現わしています。神の祝福を頂くことが出来るのに、それを放棄するとはなんと愚かなことでしょう。聖書には私たちは元々土の器に過ぎないと書かれています。土の器を誰にも喜ばれない、壊れて横たわる器にしておくのか、器を神の恵みで満たして、人に喜ばれる器として生きるのか。どちらの生き方をするかはそれぞれに任されているのです。

聖書要約
イスラエルの警告
警告を発しなさい。敵が神の民を襲ってきます。あなたたちがわたし(神)に背いたからです。今頃「助けてください」と言っても、あなたを救うチャンスは過ぎ去りました。
彼らは勝手に王を立て、勝手に子牛の偶像を作りました。そんなサマリア(北王国イスラエル)に対する怒りは消すことができません。
彼らは風の中で蒔き、嵐の中で刈り入れし、芽が出ても穂が出ず、実を結ぶことはないでしょう。もしわずかに収穫があっても近隣諸国に略奪されてしまいます。
今やイスラエルは誰にも喜ばれない壊れた壺のようなものです。さまよう野ロバのようなものです。友と言えば貢物でつながっているアッシリアだけです。彼らは祭壇を築きますが、それらは私のためではありません。彼らが捧げるいけには私には無意味なものです。私は彼らの罪を数え、罰します。そして彼らはエジプトに戻らねばなりません。イスラエルの民は主を忘れ、宮殿を建てて、防備を固めます。そんなものたちどころに主の怒りの炎が焼き尽くしてしまいます。