ホセア書9章 主が退けられたから


彼らは国々の間で、さすらい人となる。」ホセア書9:17

くぅ~ママのちょっと一言
ホセアが仮庵の祭りでした説教とのことです。
バアルペオルはイスラエルの民が荒野を旅していた時にモアブの娘に誘われてバアルに犠牲を捧げるという大きな罪を犯したところです。イスラエルの歴史を振り返っては嘆き、また未来を思っては嘆きます。しかし民は預言者の言葉を聞こうとはしませんでした。私たちには聖書が与えられています。聖書が語る言葉に耳を傾けて、神の言葉をしっかり聞きとらねばなりません。

聖書要約
 イスラエルの民よ、あなた方は他の国々の民のように収穫を喜んではなりません。自分の神を捨てて、麦打ち場で姦淫し、偶像礼拝の罪を犯しています。だからあなた方には収穫がもたらされなくなるでしょう。エジプトやアッシリアに連れて行かれ、偶像の神に供えられた汚れた物を食べるようになります。そこでは神に捧げものをすることもできなくなります。あなた方はアッシリアに連れて行かれる日が来ます。後に残された者を相続するのはエジプトです。あなた方の死体を集め、エジプト式の埋葬をされるのです。廃墟にはいばらが覆うでしょう。
預言者への憎しみ
イスラエルの刑罰の日がやってきます。やがていやというほど思い知らされる時が来ます。
そのように言う預言者を民は愚か者と言います。民を救おうと神は預言者を任命されましたが、それを妨害し、彼らを憎みました。昔ギブオンでしたように彼らの罪は深く、神はそれを裁かれます。
ベオルとギルガルにおける罪
ああ、イスラエルよ、私は荒野であなたたちを導きました。あなたたちの先祖の愛はなんと新鮮だったことでしょう。なのに、彼らはバアル・ペオル(イスラエルの民が偶像礼拝した山)に行ってしまったのです。民は忌むべきものとなってしまい、彼らの栄光は飛び去ってしまったのです。もう子を産むこともありません。産んだとしても私が奪い去ります。私から離れるとはなんという災いなことでしょう。
イスラエルが繁栄することを望みましたが、彼らの息子たちは滅びに定められているのを見ました。いっそのこと子を産めない体の方がよかったのに。
彼らの悪はギルガルから始まりました。彼らが主の言葉を聞き従わなかったので、彼らは退けられ、さまよう民となるのです。