ヨエル書1章 祝福が用意されているから


「主よ、わたしはあなたを呼びます。」ヨエル書1:19

くぅ~ママのちょっと一言

ヨエルという人物については詳細は分からないそうですが、名前の意味は「主は神である」とのこと。神から言葉を授かった預言者であることは間違いありません。ヨエルはイスラエルが神から裁かれることをイナゴの大群を通して預言します。その被害は自然から家畜に及んでいくことが書かれています。しかし民が神に帰ることで主が祝福を用意しておられることを預言します。私たちも神が用意しておられる祝福を頂きたいと思います。その方法は修業を積むことでも、善行に励むことでもなく、主イエスキリストを信じること、ただそれだけです。

聖書要約
ベトエルの子ヨエルに臨んだ主の言葉
いなごによる荒廃
ユダの老人たちよ、聞きなさい。他の者も同様に聞きなさい。イスラエルの歴史の中でこれから話すようなことを聞いたことがあるでしょうか。この恐ろしい話を子どもたちに伝えなさい。いなごの大軍がやってきて、ユダの作物を根こそぎ食い荒らすでしょう。酒に酔っている者も聞きなさい。ブドウが全滅するのでぶどう酒が取れなくなります。ぶどうの木もイチジクの木も食い荒らし、木の皮をはぎ、丸裸の木にしてしまうでしょう。神殿に捧げるぶどう酒がなくなり、祭司たちは泣き叫びます。農夫も栽培したものがだめになり、喜びが消えうせます。全ての民よ、神殿に集まって、神に向かって嘆き叫びなさい。
ああ恐るべき日、主の日が来ます。全能者の破壊がそこまで来ています。神殿から喜びが一掃される。種は土の中で腐り、倉庫には食べるものが何もなくなります。家畜も牧草がないので悲しい鳴き声を上げます。神さま助けてください。牧草もなくなり、家畜も水がほしいと、神を呼び求めています。日照りのために牧草は焦土化しているのです。