ナホム書2章 平和を告げる者の足
「見よ。良い知らせを伝える人の足が、平和を告げ知らせる人の足が山々の上にある。」ナホム書1:15
くぅ~ママのちょっと一言
アッシリアの首都ニネベの陥落の様子が書かれています。獅子のように諸国をほしいままにしていたアッシリアですが、神の軍勢には勝ち目がありません。その良い知らせはユダに届きます。この「良い知らせ」は新約聖書では「福音」となっています。ここでの「良い知らせ」とはアッシリアの支配からの解放ですが、私たちクリスチャンに与えられている「福音」はイエスキリストの十字架によって、罪の支配から解放されることを指します。この福音を告げる者の足が強められ、世界に伝えられますように。
聖書要約
ニネベの陥落
見よ、ニネベが陥落するという良い知らせをユダに伝える者の足は山の上を行きます。二度とユダは攻められることはありません。
ニネベに敵がやってきます。帯を締め直しなさい。
神は神の民を回復してくださいます。
ニネベの兵は多くの戦を経て血の色に染まった盾を持ち、緋色の軍服を身にまとう。戦車は太陽の光を浴びて火のように輝いて広場を突き進む。彼らは慌てふためいて戦闘の準備をする。水門が開かれたように敵がニネベの町に侵入してくる。ニネベの女王は通りに引き出されて奴隷となり、侍女たちは悲しみの声を挙げる。ニネベは漏れる水槽のよう。誰もが町を見捨てて逃げていく。銀や金は略奪され、破壊と荒廃と滅亡に人々は立ちすくむ。
諸国の間で獅子のように振る舞い、諸国を略奪し、その民を奴隷としてきたが、神の軍勢が今、ニネベに立ち向かいます。彼らは二度と地上を支配できません。