マラキ書3章 天の窓が開かれる


「わたしがあなたがたのために天の窓を開き、あふれるばかりの祝福をあなたがたに注ぐかどうか。」マラキ書3:10

くぅ~ママのちょっと一言
神の道を整える使者はバプテスマのヨハネに置いて成就します。裁きの日にこの地が滅びないために神は社会的弱者への愛、また家族の和解の実現を求められます。また十分の一は神にお返しする信仰姿勢によって神は天の窓を開いて恵むと言われます。聖書を通して「神を試しなさい」と書かれているのはこの個所だとのこと。そしてこの章を持って主は沈黙されます。その後400年間預言者は現れないのです。それでは旧約聖書最後の章を心に深く刻みましょう。

聖書要約
「見よ、私は私の前に使者を使わして、道を整えさせる。そしてあなたたちが待ち望んでいる神は突如、神殿に来られる。神が約束されたその使者は素晴らしい喜びをもたらす。その人は必ず来る」と万軍の主は言われる。「しかし彼が来る時、誰がそれに耐えうるだろうか。彼は火で金属を精錬され、汚れた衣服を純白にされ、清い心で主に仕え、正しく捧げることができるようにされる。そうなれば、私は以前のようにユダとイスラエルの民の捧げものを喜んで受け入れる。彼が来る時、私の裁きは素早く確実に行われる。人をだます者、不品行な者、嘘つき、不当な賃金で労働者を酷使する雇い主、未亡人はみなしごを苦しめる者、外国人をだます者、主を畏れない者は排除される」と万軍の主は言われる。
悔い改めの勧告
「神である私は変ることはない。あなたたちは先祖の時代から私の律法を軽んじてきた。しかし私の下に帰ってくるなら、私はあなた方を赦そう。」と万軍の主は言われる。しかしあなた方は「「どうように立ちかえればいいのか」という。またあなた方は神を偽っていながら「どのように私たちが偽っているのですか」という。あなたたちは私に収めるべき10分の1の捧げものをしていないではないか。そのためにあなた方には恐ろしい呪いが降りかかる。「十分の一の献げ物を全て倉に運び、わたしの家に食物があるようにせよ。これによって私を試してみよ。と万軍の主は言われる。必ず、わたしはあなたたちのために天の窓を開き、祝福のを限りなく注ぐ。収穫物をイナゴの害から守り、ぶどうが不作となることはない。諸国の民はあなたたちを幸せな者と呼ぶ。」と万軍の主は言われる。
正しい者と神の逆らう者
「あなたたちの言葉は何と横柄なんだ」と神は言われる。ところがあなたたちは「なんのことですか」という。あなたたちは「神を礼拝したり、神に従うなんて馬鹿げている。高ぶる者も幸せに暮らしている。悪事を働いても罰せられない」という。しかし神に従う者の語りあう言葉に神は耳を傾けておられ、彼らの名を記憶の書に書いてくださる。その日には彼らは私の宝となる。その時は善人と悪人、主に仕える者と仕えない者の神の扱いは全く違う。
主の日
万軍の主は言われる「裁判の日が来る。高ぶる者、悪を行う者はわらのように燃え尽きてしまう。しかし主の名を畏れる者は正義の太陽がのぼり、その翼があなた方を癒す。子牛のように喜び跳ねて、悪人どもを踏みつける。シナイ山でモーセに与えた律法を守れ。審判の火にはエリヤのような預言者を遣わす。彼の宣教によって父と子が再び仲良くされる。私が来て、あなた方が悔い改めないのを見てこの地を完全に破壊するようなことがないように。