マラキ書2章 命と平和のための契約


「わたしの、彼との契約は、いのちと平安であった。わたしはそれらを彼に与えた。」マラキ書2:5

くぅ~ママのちょっと一言
離婚することへの戒めが書かれています。注解書にはこれが書かれた背景には「帰還した民が資産を確保するために、土地の女性と結婚し、元の妻を離縁することがあった」と書かれていました。現代も3組に1組が離婚する時代です。理由は違いますが、結婚した二人がいついつまでも仲良く暮らすことは難しいことだと思います。愛を持続させる有効な方法は、お互いに神から愛を頂くことと、相手も神がこよなく愛しておられる大切な一人だということにいつも立ち返ることではないでしょうか。

聖書要約
祭司への警告
祭司たちよ、万軍の主の命令を聞きなさい。「あなた方が生き方を変えず、私の名を崇めないなら、私はあなた方に刑罰を下す。実際すでにあなた方は呪われている。私は子孫を責め、宿営の外で焼かれるいけにえの動物の糞と一緒にあなた方を投げ捨てる。その時ようやくあなた方はレビに与えた律法に戻りなさいと言ったのが主なる私であることを知るであろう。
律法を与えた目的は、律法を守る人には神の祝福であるいのちと平和を与え、神への尊敬と畏敬の念を示す機会とすることである。レビはそのことを民に伝え、神に立ち返らせた。しかしあなた方は律法を教えるどころか、律法をねじ曲げ、見せかけだけのものとし、民を神から離して罪を犯させている。自分の好きなように律法を変えたのだから、私もあなたたちを無価値な者とする」と神は言われます。
若い時の妻に対する背信
あなた方は神によって創造された兄弟なのに互いに裏ぎり、律法に反している。ユダでは異教徒の女と結婚して聖なる神殿を汚している。このような者は祭司であれ、信徒であれ、祝福の契約から除外される。しかしあなた方は「私たちはこんなに捧げているのに、神はお受け取りにならない」と言って祭壇に涙を流す。私が捧げ物を受け取らない理由は若い時に結婚して長年連れ添った妻を離縁させるという裏ぎり行為をしたからだ。神のみ心に沿って二人は結婚したのだから、二人は一つとなって神を信じる子孫を産み育てることを神は望んでおられる。だから情欲におぼれることなく、妻を裏切ってはいけない。
審判の日の到来
あなた方は自分の言葉で神を煩わしている。それなのに「どのように疲れさせたのですか」と驚いて見せる。あなた方は「悪を行うことも主を喜ばせていることだ」とか「神は私たちを罰しない」と言っているではないですか。