マタイによる福音書26章 人の目には「無駄」と思えることも


「世界中どこでも、この福音が宣べ伝えられるところでは、この人がしたことも、この人の記念として語られます。」マタイ26:13

くぅ~ママのちょっと一言
イエスが十字架にお架かりになるまでの出来事が書かれています。 14節はユダの裏切りが書かれています。聖霊の流れに背を向けたり、聖霊の働きを止めようとする時にサタンに支配されてしまうのではないかと思います。香油のことをとがめたユダの行為から、このことが続いているような気がしてなりません。いつも神さまの側に身をおきたいと思います。

聖書要約
グッドイエスを殺す計画
イエスは弟子たちに言われました。「二日後に過ぎ越し祭が始まる。わたしは裏切られ、十字架に架けらる。」と。その頃祭司長や長老たちが大祭司カイアファの家でイエスを殺す相談していました。
ベタニアで香油を注がれる シモンの家にイエスがおられた時に一人の女が非常に高価な香油をイエスの頭に注ぎました。弟子たちは「もったいない」と憤慨しましたが、イエスは「彼女は私の葬りの準備をしてくれたのです。この女のしたことは語り継がれるでしょう」と言われました。
グッドユダ、裏切りを企てる
弟子の一人のイスカリオテのユダが祭司の所に行き、イエスを彼らに引き渡すために銀貨30枚を受け取り、その機会をねらい始めました。
グッド過ぎ越しの食事をする
除酵祭の第1日目に弟子はイエスに言われたとおり、過ぎ越しの食事の準備をしました。夕方になって、イエスは弟子と共に食事をしている時に、この中の一人が裏切ることを告げられました。ユダは「まさか私のことではないでしょうね」と言うと、イエスは「あなたのことだ」と言われました。
グッド主の晩餐
イエスは食事の時にパンを取り祝福してそれを裂き、弟子たちに与えながら言われました。「取って食べなさい。これは私の体です」とまた杯を取って感謝の祈りを唱えて彼らに渡して言われました。「みな、この杯から飲みなさい。これは、罪が赦されるように、多くの人のために流される私の血、契約の血である」と。その後、一同は賛美を歌ってからオリーブ山に出かけられました。
イエスは弟子たちに言われました。「今夜、あなた方は皆わたしにつまずく。しかし私が復活し、先にガリラヤに行く」と。ペテロは「たとえ皆がつまずいても、私は決してつまずきません」と言うと、イエスは「今夜、鶏が鳴く前に、あなたは私を3度知らないと言う」と言われた。
グッドゲッセマネで祈る
イエスは祈るためにペテロとヤコブとヨハネを伴なわれました。「目を覚ましていなさい」と言われ、イエスは祈られました「父よ、できることなら、この杯をわたしから過ぎ去らせてください。しかしわたしの願いではなく、御心のままに」と。戻ってみると3人は眠っていました。そのようなことが3度あってからイエスは「時が近づいた。人の子は罪人たちの手に引き渡される。裏切る者が来た」と言われました。
グッド裏切られ逮捕される
ユダが祭司長や長老を連れてやってきてイエスを捕えさせました。弟子たちは皆逃げてしまいました。
グッド最高法院で裁判を受ける
大祭司カイアファの所に連れて行かれたイエスに不利な偽証人が何人も現れました。しかしイエスが「人の子が全能の神の右に座り、天の雲に乗って来るのを見る」と言った言葉が神への冒涜であり、死刑に値すると皆が同意しました。
グッドペテロ、イエスを知らないと言う
イエスについて中庭までやってきたペテロですが、女中に「イエスと一緒にいた人だ」と言われて、それを否定しました。そのようなことが2度あり、3度に「そんな人は知らない」と誓い始めた時に鶏が鳴きました。ペテロはイエスが言ったことを思い出して外に出て激しく泣きました。