マルコによる福音書9章 塩としての役割とは


「人はみな、火によって気をつけられます。」マルコ9:49

くぅ~ママのちょっと一言
「塩けをなくさないように」との御言葉を、社会の腐敗を防ぎ、調和のとれた味わいのある平和な世の中を作るキーパーソンになるようにというメッセージとして受け取りたいと思います。

聖書要約
グッドイエスの姿が変る
イエスはペテロとヤコブとヨハネを連れて、高い山に登られました。するとイエスの服は真っ白に輝き、エリヤとモーセが現れてイエスと親しく語り始めました。ペテロは「なんと素晴らしいことでしょう。ここにお一人ずつのために小屋を建てましょう」と言います。言い終わらない内に、雲の中から「これは私の愛する子。これに聞け」という神の声がしました。弟子たちが驚いてあたりを見渡すと、モーセとエリヤの姿はありませんでした。一同が山を下りる時に、イエスは彼らに、「人の子が死者の中から復活するまで、今見たことは話さないように」と言われました。彼らは復活とはなにか意味が分かりませんでした。そしてイエスに聞きました。「どうしてメシアが来るまでにエリヤが来る」と宗教家たちはいっているのですか。と。イエスは「エリヤはもう来て、主の道を整えました。しかし人の子は苦しみ、辱めを受けます。エリヤは来ましたが、人からひどい仕打ちを受けたのですから」と言われました。
グッド汚れた霊に取りつかれた子を癒す
山から下りてくると、弟子達が群集に取り囲まれています。汚れた霊に取りつかれた少年をいやすことが出来なかったのです。少年の父がイエスに「もしおできになるなら、私どもを憐れんでお助け下さい」と言いました。イエスは「『出来ればと言うのか』信じる者には何でもできる」と言われました。父はすぐに「信じます。信仰のない私をお助け下さい」と叫びました。イエスはが霊に向かって出ていくように言われると、霊は少年を引きつけさせ、出ていきました。イエスが少年の手を取って起こされると、少年は起き上がりました。弟子がなぜ霊を追い出せなかったかを尋ねると、イエスは祈りに寄らなければ追い出すことはできないと教えました。
グッド再び死と復活を予告する
イエスの受難と十字架、それと復活を言われました。2度目の予告です。
グッド一番偉いもの
弟子たちは誰が一番偉いか論じ合っていました。イエスは12人を集められ、「一番先になりたい者は、人の後になって、仕える者になるように」と教えられました。またイエスは子どもを真ん中に立たせ「、このようなものを受け入れる者は、私を受け入れ、私を遣わしてくださった神を受け入れるのです」と言われました。
グッド逆らわない者は味方
「イエスの名によって悪霊を追い出している者たちを、私たちに従わないのですから、やめさせましょうか」とヨハネが言うと、イエスは、「わたしに逆らわないのであれば、私たちの味方です。キリストの弟子ということで、一杯の水を飲ませてくれる者は必ず報いがある」と言われました。
グッド罪への誘惑
わたしを信じる小さな者から信仰を失わせるようなことがあれば、その人は大きな石を首にくくられ、海に投げ込まれた方がましです。手が悪いことをするなら、切り落としなさい。両手がそろって地獄にいくよりましです。地獄のウジは死ぬことはなく、地獄の火も消えることはありません。全てのことは火のような試練を受けることで塩けが付けられます。塩が塩けをなくしたらだいなしです。だからあなた方も塩けをなくさないようにしなさい。そして仲良く暮らしなさい。