ルカによる福音書11章 呼吸するように祈れ


「私たちの日ごとのを、毎日お与えください。」ルカ11:3

くぅ~ママのちょっと一言
主の祈りが書かれています。父よ、(罪に滅びる私達をイエスキリストの十字架によって贖い、神の子として下さった父への呼びかけ)御名があがめられますように。御国がきますように(神の臨在が重々しく現わされ、神の支配が実現しますように)わたしたちに必要な糧を毎日与えてください(「私」ではなく「私達」になっているのは私も含め世界で飢餓で苦しむ人がないようにという愛が込められた言葉)わたしたちの罪を赦してください。わたしたちにも自分の負い目のある人を赦しますから、わたしたちを誘惑に遭わせないで下さい(私達の罪を神さまが赦してくださったのだから、私達も赦すことが出来る者としてください)このようにイエスは教えられました。呼吸するように祈って、神の恵みを体に取り込み、周りの人々に愛を注ぐ者になりたいです。

聖書要約
祈りについて
一人の弟子がイエスに祈りを教えてほしいと頼みました。イエスはこのように教えられました。「父よ、御名があがめられますように。御国がきますように。わたしたちに必要な糧を毎日与えてください。わたしたちの罪を赦してください。わたしたちにも自分の負い目のある人を赦しますから、わたしたちを誘惑に遭わせないで下さい」と。 また、真夜中に友だちの家の家に行って、旅行中に立ち寄った友のためにパンを借してほしいと熱心に頼んだ人のように、求めなさい。そうすれば与えられる。また罪深い人間でさえ子どもに良いものをあたえるのであれば、天の父は求める者に聖霊を与えて下さらないはずはないと言われました。
ベルゼブル論争
イエスが悪霊を追い出したことで人々はすっかり驚いてしまいました。中には「イエスは悪霊の頭だから悪霊を追い出すことが出来る」と言う者や、「本当にメシアなら奇跡を見せろと」と言う人もいました。イエスは「悪魔たちが内輪もめするようなことはしない。ユダヤの教会にいる悪霊を追い出すあなた達の仲間に聞いてみなさい。私は神の指図によって悪霊を追い出しているのだ。悪霊より強い神の国がすでに来ているのだ」と言われました。
汚れた霊が戻ってくる
イエスは「汚れた霊が出て行った後、神を心の中心に迎えていなければ、汚れた霊が仲間を連れて戻ってきて、前より悪い状態になる」と言われました
真の幸い
「すばらしいイエスを育てた母はなんと幸せなのでしょう」という女性にイエスは「御言葉を聴いて、守る人が本当に幸いな人だ」と言われました。
人はしるしをほしがる
「人々はメシアを証明する奇跡を見たがるが、ヨナのしるし(3日目に魚の腹から生き返り神の言葉をニネベの町に伝える)と同じように人の子イエスも今の時代のしるしとなる。またソロモンの知恵を伺うために遠路はるばるシェバの女王はやってきたが、彼らに優るイエス自身が、神の国到来のしるしであるのに、それを認めず、悔い改めない人たちは罪に定められる。」とイエスは言われました。
体のともし火
「ともしびを燭台の上に置くように、イエスの光に照らされて、光の子となった弟子達には、入ってくる者(異邦人)に「光が見えるような(イエスを指し示す)証人となる使命がある」とイエスは言われました。
ファリサイ派の人々と律法の専門家を非難する
ファリサイ派の人々に食事に招かれたイエスは、律法で定められている食事の前に身を清められなかったことで不審がられます。イエスは貧しい人への施しなど内が清いと、外も清くなると言われ、宗教家たちの形ばかりの献金や上席や挨拶されることを好む一方、守りきれないような規則を民に押しつけていることや、預言者たちを殺してきた責任を問われました。彼らはイエスに激しい敵意を抱き、言葉尻を捕えようと狙うようになりました。