ルカによる福音書12章 豊かになる


「自分のために、に、すり切れない財布を作り、尽きることのない宝を積みなさい。」ルカ12:33

くぅ~ママのちょっと一言
イエス様はこの世の冨、自分の力を頼みとして生きることの愚かさを説かれました。神の前に豊かになることこそ大切だと。それは神への感謝と、神の愛を人々に分かち合う生き方ではないでしょうか。この後、続けて、弟子達に「思い悩むな」といわれました。私達の関心事である衣食住は神様からみれば些細なことで、すでに私たちに用意されているものです。だから「思い悩まずに、ただ、神の国を求めよ」とイエスは言われました。
「腰に帯を締め、ともし火をともしていなさい」はイエスの再臨への備えです。イエスの再臨がいつかは誰にも分かりません。だからしっかりと「神の前に豊かになる生き方」をしていなさいと聖書は教えています。


偽善にきをつけさせる
群衆が集まる中で、イエスはまず弟子たちに言われました。「悪いことを心に持ちながら偽善者ぶるファリサイ派の人々に注意しなさい。彼らの偽善はパン種のように膨れ上がり、明るみにでます。
恐るべき者
肉体の死後、地獄に投げ込む力のある神を畏れなさい。小さな雀さえ大切にされる神は、あなたの髪の毛の数までご存じです。
イエスの仲間であるといい表す
人の前でイエスを知らないというものは、天使達の前でイエスから知らないと言われます。しかしイエスに逆らうくらいなら赦されますが、聖霊に対する冒涜は赦されないことです。
「愚かな金持ち」のたとえ
遺産相続の仲裁を願い出た人がありました。イエスは「貪欲には気をつけなさい」と言われ、豊作を経験した金持ちの話をされました。彼は「私の収穫物を、私の倉に納め、私の人生を楽しもう」と考えます。「今夜あなたの命は取り上げられる。おまえのこれらのものはどうなるのか」と言われました。自分のために富を積むことより、神の前に豊かになることが大切なのです
思い悩むな
「何を食べようか、何を着ようか思い悩むな」とイエスは言われました。空の鳥を養って下さり、野の花を美しく装って下さる神、ましてあなたたちのことを考えてくださらないはずはありません。「ただ、神の国を求めなさい。そうすれば、これらのものは加えて与えられる。」貧しい人に愛を行いなさい。それらは富みとして天に蓄えられます。「あなたの富があるところに、あなたの心もある」とイエスは言われました。
目を覚ましている僕
「腰に帯を締め、ともし火をともしていなさい」主人の言われたとおりの働きをしているとことを、不意に帰ってきた主人に見られる僕は幸せです。
分裂をもたらす
「地に平和が来るには、御心に適う人が選別されなければならず、そのために分裂が生じる」イエスは言われました。
時を見分ける
天気予報で色々なことを予測するように、今、何をすべき時かを知りなさい。
訴える人と仲直りする
裁判に連れて行かれる前に仲直りすれば、牢に入らなくても済む。それと同じように、今、神との和解、悔い改めをすべき時なのです。