使徒の働き4章 大胆に語る


「神に聞きうよりも、あなたがたに聞きうほうが、神の御前に正しいかどうか、判断してください。」使徒4:19

くぅ~ママのちょっと一言
ペテロが大胆に語った記録が4章までに3回出てきます。
ペテロたちはイエスについて語ったために捕らえられたのに、その牢屋から帰ってきてから皆で祈ったのはなんと「思い切って大胆にイエスのことや、神のみ言葉を語ることが出来るようにしてください」(29節)ということでした。拒否されたり、反対されたり、非難されたりしたら、つい信仰を萎縮させてしまいがちですが、自分が正しいと信念を持っているなら、ひるむ事はないのです。いのり求めながら、自分の思いを貫くことだと思います。
イエスが生前こうおっしゃいました。「語る事は自分で考えなくても示される」と。そして無学なペテロが大胆に語ることが出来ました。私もこのような主の奇跡にあずかりたいと思います。

聖書要約
グッドペテロとヨハネ、議会で取調べを受ける
ペテロとヨハネが民衆に語っている所に祭司たち、神殿守衛長、サドカイ派の人々が来ました。二人はイエスの復活について話していたので、彼らは「これはまずい」と思い、二人を捕えて牢に入れました。しかしこの時二人の言葉を聞いて信じた人は男だけで5千人ほどいました。
翌日、二人は議会にかけられ、「誰の権威でこんなことをしたのか」と尋問を受けました。ペテロは聖霊に満たされて語りました。「あなた方が尋ねられているのは足を癒すという“良い業”についてでしょうか。それはあなたがたが十字架につけて殺し、神が死者から復活させられたイエスの名によって行われた奇跡です。この方こそ『あなたがた家を建てる者に捨てられたが、隅の親石となった石』です。ほかのだれによっても、救いは得られません」と旧約聖書を引用して大胆に語りました。二人を裁く議員たちは無学なペテロの大胆な態度を見て、また実際に足が癒された人を前に、返す言葉もありません。そして2度とあの名によって話してはならないと脅して釈放しました。「神に従わないで、あなたがたに従うことが神の前に正しいかどうか考えてください」というペテロに議員達はただ脅すしかありませんでした。
グッド信者達の祈り
釈放された二人は仲間のところに帰り、報告し、そして祈りました。まず万物を創られた神さまに対する呼びかけ。そして今起こっていることが全て神さまのみこころによるものである事。そしてさらに語れるように導きを祈りました。するとその祈りに神さまが応えられるかのように場所が揺れ動いて、皆のものが聖霊に満たされて大胆に語り始めました。
グッド持ち物を共有する
信じた人々の群れは思いも一つ、また持ち物も一つ共有して暮らしていました。そして周りの人々に好意を持たれていたということです。中でもバルナバは持っていた畑を売り、代金を使徒たちの前に置き、みんなで共有したと記録されています。