コロサイの信徒への手紙3章 主にあって
「愛は結びの帯として完全です。」コロサイ3:14
助産師永原のちょっと一言
私たちが人を愛する動機は「神が私を愛してくださったから」です。また私たちが人を赦す動機も「神が私の罪を赦してくださったから」なのです。だから自分にとって快い人も、苦手な人も、また見返りのあるなしに関わらず、赦し、愛することが可能なのです。とは言え、愛せない、赦せない自分がいることも確かです。しかしそのような私の罪のためにイエス様は十字架にかかられたのです。そこに思いを馳せて、もう一度愛せない、赦せない自分を見るときに、少しずつでも自分が変化していけそうな気がします。少しずつでも愛せる自分、赦せる自分になりたいと願い続けることだと思います。
聖書要約
あなた方はキリストの復活と共に復活の恵に与かったのですから、天にある喜びに目を向けなさい。地上のものに心を惹かれてはいけません。あなた方の罪ある体はイエスと共に十字架にかけられ死んだのです。あなた方の命はキリストのものです。ですからキリストが再び来られる時(再臨)にはあなた方もキリストの栄光に包まれるのです。だから地上の悪を捨てなさい。すなわちみだらな行い、不潔、情欲、欲望、貪欲、また怒り、憤り、悪意、そしり、恥ずべき言葉、うそから離れなさい。そのような古い自分を、古着を脱ぐように脱ぎ捨てなさい。そして神に倣う新しい命に生きるのです。そこでは全てのものが平等で、すべて者にキリストとつながる機会があたえられているのです。
神に選ばれて新しい命を与えられたあなた方は神の愛に包まれているのですから、人に対して情け深く、優しく親切で、謙遜で穏やかな態度でいなさい。あなた方は神から赦されたのですから。他の人も赦しなさい。なによりも大切なのは愛に満ちていることです。それが他の人との関係において完全に調和を保つ方法です。キリストからいただく平和をいつも心にとどめなさい。そしてキリストの言葉があなたがたの内に豊かに宿るようにしなさい。何を話すときもイエスの名によって行い、感謝しなさい。
家族に対して
妻は夫に従い、夫は妻を愛しなさい。子どもは親に従い、父は子どもをいらつだたせてはいけない。奴隷はこころから神に仕えるように主に仕えなさい。それは主なる神に仕えているのと同じなのです。神はその報いとして御国を受け継がせてくださいます。主のために最善を行わない者は、その報いを受けるのです。