Ⅱテサロニケ人への手紙2章 救われるために選ばれた者たち

「神が、御霊による聖別と、真理に対する信仰によって、あなたがたを初穂として救いに選ばれたからです。」Ⅱテサロニケ2:13

助産師永原のちょっと一言
再臨の日がいつくるか分かりません。ですから10人の乙女のたとえ話のように、いつもその備えをしておかなければなりません。その備えとは今日一日を主のために精一杯生きようとすること、不安な心で一日を過ごすのではなく、主にある平安をいつも心に頂いていること、そして聖書の言葉に心を傾け、共に生きる人たちの必要に精一杯応えるいうことではないかと思うのです。

聖書要約
不法の者についての警告
さて、兄弟の皆さん、主イエスが再び来られることと、私たちクリスチャンがみもとに一堂に集められる、ということについて理解して欲しいのです。主の日(再臨)が既に来てしまったと言う声に惑わされないで下さい。たとえ、幻を見たとか、特別のお告げがあったとか言う人が現れてもそのような手紙を見せられても動揺してはいけません。主の日は次の二つのことが起らない限り実現しません。それは世をあげて神に逆らう時代が来ることと、自分こそ神だという反逆の人が現れるのです。その兆しはあちらこちらと見られますが、時がくるまでは悪の力によってその不法そのものの動きは抑えられています。しかし時が来ると、偽りの奇跡や不思議な業を行い、真理を拒んで地獄の道へと突っ走ります。真理を信じないで罪を犯すことを喜ぶ人が裁かれるのは当然です。
救いに選ばれた者の生き方
しかしあなた方のことを思うと、神に感謝せずにはおれません。なぜなら神は初めからあなた方を救おうとお選びになりました。神はわたしを通して福音を知らせ、キリストの栄光をわけ与えようとしてくださったのです。だから手紙や前に話した教えを守り続けなさい。神が励まし、強め、いつもよき働きをし、よき言葉を語るものとしてくださるように。