ペテロの手紙第二1章 主イエスを知ることによって

「神と、私たちの主イエスを知ることによって、恵みと平安が、あなたがたにますます豊かに与えられますように。」ペテロの手紙第二1:2

助産師永原のちょっと一言
直弟子のペテロそして、キリストの変貌を目の当たりにし、神のみ声を聞いたたペテロだからこそ言える言葉で語られています。またペテロは自分の死期が迫っていることを感じながら書いているので非常に迫力が伝わってきます。
なんとかクリスチャンたちが主に導かれ、信仰を守り通すようにとの思いが書かれています。
この章から学ぶ事は、信仰が全てのスタートであり、原動力です。
信仰することによって、御心を知ることができ、それと共に主から愛を頂き、愛の世界が広がります。
それが愛ある行動へとつながっていくということではないでしょうか。

聖書要約
挨拶
使徒シモンペテロから同じ信仰をもつ皆さんへ神と私たちの主イエス・キリストを知ることによって、恵みと平和があなた方に豊かに与えられますように。
神の素晴らしい約束
主イエスは神の力によって、命と信仰に関わる全てのものを与えてくださいました。神の慈しみと平安をもっと知りたいと思うなら、もっと深くイエスキリストについて学びなさい。キリストを知れば知るほど、神に従う生活を送るために必要なもの全てと、キリストの栄光と磨かれた品性まで頂くことが出来るのです。そればかりか以前から約束されていた祝福もすべて与えられるのです。この約束のゆえに陥りやすい誘惑から守られて、キリストの品性を備えたものとなるのです。
これらのものを頂くのに必要なものがあります。信仰はもちろんですが、神が喜ばれる為に励むこと。
それには神が何を望んでいるか知ること。そして自分勝手な思いを捨てて、忍耐と敬虔を身につけ、神に全てをゆだねなさい。そして次の段階は人に好意をしめし、深い愛の絆で結ばれることです。
こうなれば霊的に益々強められ、キリストために有益な働きができるのです。そして天国に入ることができるでしょう。皆さんは既にそのような事はしていると思いますが、もう一度思い起こしてほしいのです。もうわたしのいのちは長くありません。私がこの世を去った後もこれらの事を絶えず思い出して欲しいのです。わたしは主イエスが再び来られることについて話しましたが、わたしはキリストの栄光を実際この目で見たのです。
また預言の言葉も目の当たりにしました。夜が明けて全てのものが明るみになるまで、暗闇をともすともし火として預言者の言葉があなたの心を照らします。それは決して人間の意志で書かれたものではなく、神の霊に導かれて神の言葉を人間が語ったことなのです。