ヨハネの黙示録1章 アルファであり、オメガである主

「神である主。今おられ、かつておられ、やがて来られる方、全能者がこう言われる。「わたしはアルファであり、オメガである」」1:8

くぅ~ママのちょっと一言
新約聖書の最後の書になりました。このヨハネの黙示録は使徒ヨハネがパトモス島に囚われている時に小アジアの7つの教会に対して書いたものとする説が有力で、執筆の年代はキリスト教の迫害が厳しくなったドミティアノスの治世95、6年とのことです。黙示的に書かれているので、その意図を理解して読んでいく必要があります。
たとえばヨハネは父なる神、聖霊、イエスキリストをそれぞれ黙示的に表現しています。父なる神を(今おられ、かつておられ、やがて来られる方)、聖霊を(7つの霊)、イエスキリストは(①誠実な証人②死者の中から最初に復活した方③地上の王達の支配者)と言う風に。また「わたしはアルファであり。オメガである」という神の声が記されていますが、これはギリシャ語の最初の文字から最後の文字で、神の無限、究極的な存在であるという表現です。迫害の中で一般の人には分からないように書かれているので、表面的な読み方をしても分かりにくいですが、少し解釈を頂くと随分理解しやすくなりますし、私達への警告と励ましと希望の書である事が分かります。旧約聖書と新約聖書を通して、最後の書なので、素晴らしい内容が書かれているのは当然だと思います。

聖書要約
序文と挨拶
この書はイエスキリストについてすぐにも起ろうとする出来事について書いたものです。それらはベールに覆われていましたが、神がキリストにお与えになり、天使をとおしてヨハネに幻によって示されたのです。この書を朗読する人、聞く人、内容を心に留める人は幸いです。
ヨハネからアジア(トルコ)にある7つの教会のみな様へ。父なる神と聖霊とイエスキリストから恵と平安があるように。わたしたちの救いのために十字架に架かられ、復活され、永遠の命をもつイエスキリストに栄光がありますように。キリストはあなた方を愛し、その血によってわたしたちを罪から解放してくださいました。またわたしたちを父なる神に仕える祭司としてくださいました。「見なさい」イエスキリストが雲に乗っておいでになります。キリスト・イエスを殺した者たちの目もこの方に注がれ、恐れと悲しみのためにみな嘆き悲しみます。これは本当のことです。今も昔も存在し、やがて来られる全能の主なる神が言われます。「わたしはアルファであり。オメガである」と。
天上におられるキリストの姿
この手紙を書いているわたし、ヨハネは神の言葉とイエスを証したために、捕えられてパトモス島にいるのですが、礼拝を奉げている時に後ろの方でラッパのように鳴り響く声が聞こえ、その声は「あなたが見たことを巻き物に書いて7つの教会に送りなさい」と言いました。振り向くと、7つの燭台(7つの教会を示す)の中央に一人の人が立っていました。その人は人の子(イエス・キリスト)のようでした。長い衣をまとい、金の帯を締め、髪は羊毛か雪のように真っ白、目は燃える炎のよう、足は磨きをかけた真鍮(しんちゅう)のよう、声は大波のとどろきのようでした。そして右手に7つの星(7つの教会の指導者)口には両刃の剣(神の言葉)顔は太陽のように輝いていました(近づくことも出来ない光)。その足元に倒れたわたしの上にその人は右の手を置いて、「恐れるな。わたしは①初めであり、終わりである②死んで復活して今は永遠に生きる者③死と地獄の鍵を持つ者。今見たこととこれから起ろうとすることを書き記し、7つの教会に書き送りなさい」と言われたのです。