出エジプト記20章 わたしは主、あなたの神

「「わたしは、あなたをエジプトの地、奴隷の家から導き出したあなたの神、である。」出エジプト20:2

助産師永原のちょっと一言
十戒はエジプトを出て49日目に与えられました。
十戒は神と民との契約でした。守れば神の祝福を得、守らなければ滅びます。これを守る事は神の民となるために必要なことでした。しかしこの十戒は守ることの出来ない私たちの、神に対する罪を明らかにするものでもありました。そのような私たちに与えられたのがみ子イエスキリストなのです。イエスキリストを信じることにおいて、神の祝福をいただけます。これが十戒という旧の約束に対して、新しい約束、新約なのです。十戒は「~してはならない」という否定的な言葉で表現されていますが、「あなたたちはそんなことをするはずはないでしょうね」という意味の言葉だそうです。それに対して新約は「~愛しなさい」とか「信じなさい」という肯定的なな表現が多く使われています。神を愛し、人を愛するということも人間にとって難しい課題です。しかしそれを可能にするのは、聖書を通して愛の神、イエスキリストの愛を知り、その愛に触れることなのです。それが、人が新しく作りかえられるということなのです。

聖書要約
十戒
奴隷の地から民を導きだされた神は10の戒めを民に与えられました。
第1戒はエジプトの奴隷の身から解放した神以外に、別の神を持つようなことがあってはいけない。第2戒は像を作って神として拝んではいけない。第3戒は正しくないことのために神の名を使って祈ってはいけない。第4戒は天地創造のときに神が7日目に休まれたように、6日の間働いて7日目を安息日として聖別して主に奉げなさい。第5戒は両親を大切に尊敬しなさい。第6戒は生命の尊重として、殺してはならない。第7戒は婚姻関係について姦淫してはならない。第8戒は所有権の尊厳として盗んではいけない。第9戒は共同体の真実と公平の尊重として、隣人に関して偽証してはならない。第10戒は隣人の物を貪欲のために盗んではいけない。という内容でした。
雷鳴と稲妻、角笛が鳴り響き山に煙が立ち込める中で十戒は与えられました。民はそれを見て畏れたのですが、モーセは神が来られたのは、あなた達が神を畏れ、罪を犯すことがないようにするためだから恐れることはないと語りました。そしてモーセだけが神に近づいて行ったのです。
契約の書
(1)祭壇について
祭壇について神がモーセに言われました。「簡素な土の祭壇を作り、その上で焼き尽くす奉げ物を奉げなさい。もし石の祭壇をつくるなら、自然の石を使い、細工した石を使ってはいけません。また階段も作ってはいけません。」と。