出エジプト記40章 「主の栄光が満ちた」

「そのとき、雲が会見の天幕をおおい、の栄光が幕屋に満ちた。」出エジプト40:34

くぅ~ママのちょっと一言
前の章と同様「主がモーセに命じられたとおり」という言葉がこの章でも8回も出てきます。そしてそのとおりすべてのことが神の命令とおり完成したのです。そしてこれからの旅も神が先立って進まれ、民を導かれるのです。聖書には昼は雲の柱、夜は火の柱が彼らを常に導いたと書かれています。荒野には道しるべもなければ、危険地域を知らせる看板もありません。それは私たちの人生と同じです。私の人生行路の地図が手渡されていたとしたら、そしてここは注意して!などの記号が入っていたら、安心して人生を送ることができるのですが、そんなものはありません。しかし私たちは聖書の言葉を道しるべにして、神の導きを求めて生きていくことができます。神は必ず私にとっての雲の柱、火の柱で人生を安全に、そして味わい深く導いてくださることでしょう。

聖書要約
幕屋建設の命令
主はモーセに次のことをするようにと仰せになりました。
①幕屋を組み立てる。②十戒を納めた箱を幕屋に入れ、至聖所に箱を置き、仕切りの垂れ幕で経だれる。③供えのパンの机を置き、用具を並べる。④燭台にともし火皿を載せる。⑤箱の前に金の香の祭壇を置く。⑥幕屋の入り口に垂れ幕を垂らす。⑦入り口の前に焼き尽くすささげものの祭壇を築く。⑧幕屋と祭壇の間に洗盤を置き、水を満たす。
これらの組み立てが終わったら、油を注いで幕屋にあるすべてのものを清めます。次にアロンと息子達を水で清め、油を注いで聖別し、それぞれに祭服を着せ、代々主に仕えるようにしなさい。主のこれらの言葉をモーセはすべてその通りに行いました。
それはエジプトを出てから第2の正月(太陽暦では3月中旬)にすべての事を実行しました。さらに幕屋と祭壇を囲む庭も作り、庭の入り口にも幕を垂らしました。
主の栄光
こうしてついにすべてのことを終えたとき、雲は幕屋を覆い、神の栄光が響き渡りました。あまりの神々しさにモーセは幕屋の中に入ることができませんでした。雲が幕屋から離れて動き出した時イスラエルの民は雲に従って前進し、止まれば留まりました。昼間は雲の柱、夜は火の柱が民を導きました。それは荒野の旅の間絶えることがありませんでした。