レビ記15章 「汚れを持ち込んで死を招かないように」

「あなたがたは、イスラエルの子らをその汚れから離れさせなさい。彼らが、彼らのただ中にあるわたしの幕屋を汚し、自分たちの汚れでぬことのないようにするためである。」レビ記15:31

くぅ~ママのちょっと一言
生理現象そのものや性行為は神に祝福されたものですので、悪いことではありません。通常の月経や精液を漏らしたと場合は献げ物の必要はありませんでした。しかし月経中の性行為はタブーとされていました。
性病の場合と不正性器出血(月経以外の出血)は汚れとされ、それが治ったときは献げものが必要でした。新共同訳聖書では「尿道」と書かれていますが、性器の湾曲的な表現とのことです。

性行為は神様が与えてくださった祝福であり、最高の愛の表現であり、人間に与えられた喜びでもあります。なによりも命を産みだすための素晴らしい行為です。しかしその性行為によって移る病気は本当に沢山あります。中には命に関わること、次の世代に影響を与えるものなどがあり、本当に憎々しいかぎりです。神は人に自由意志をあたえられましたが、自らの行動をよく考えてなければならないと思います。性感染症にかかることで自分の人生に多大な影響を及ぼすことがありませんように。

聖書要約
男女の漏出による汚れと清め
神はモーセとアロンにイスラエルの民に伝えるように言われました
性器の炎症により膿が溜まっていたり、排膿している場合は汚れています。その人の寝床、腰掛に触れた時、またその人の性器に直接触れた時、その人に唾をかけられた時、その人が乗った鞍、触った土器などは汚れているので、それを触った人は衣服を洗い、体を洗わなければなりません。その人が手洗いをせずに触れられた人は衣服と身を洗い夕方まで汚れています。
 もし炎症が治れば7日のあと衣服を洗い、体を洗って、8日目に贖罪の献げ物と焼き尽くす献げ物として2羽の山鳩か家鳩を献げます。
精液を外に漏らす事は汚れること。関わった男女とも体を洗い、精液のかかったものも水で洗う必要があります。
月経中の7日間も汚れの期間とされ、この間に性器に触れたり、寝床や腰掛に触れた場合は衣服を水で洗い、体を洗わなければなりません。
月経以外の性器出血も汚れです。その出血が治ったときは7日を経て8日目に2羽の鳩を献げ、異常出血を清める儀式を行わなければなりません。