士師記7章 「主にのみ頼む」

「すると、手で口に水を運んですすった者の数が三百人であった。」士師記7:6

くぅ~ママのちょっと一言
神は戦争を前に戦う人数を減らされました。それは大軍で戦って勝利すると、自分の力で勝ったとおごり高ぶるでしょう。勝っても感謝が少ないです。

しかし本当に心細い状況の中の戦いは神に祈らざるを得ません。

祈らずにはおれない状況におかれる事は辛いなことです。そのことで神が共におられることを知ることが出来るならばこれほど幸いな事はありません。「悲しんでいる人は幸いです」というイエスキリストの山上の垂訓の言葉は真実だと思います。

聖書要約
ギデオン率いるエルバアルの軍勢は朝早くハロデの泉まで進みました。対するミディアンの連合軍はモレの山沿いに陣を敷きました。その時神はギデオンに言われたのです。「兵が多すぎる」と。そして恐れている者は帰るようにと告げると2万2千人が去り、1万人となりました。神はそれでも多すぎると言われ、水辺に兵を連れて行って、膝をついて飲んだものは去らせました。そして残った兵は300人となりました。
 その夜神はギデオンに敵陣に行ってどんな話が交わされているか確かめるようにおっしゃいました。そうすれば力を得るからと。ギデオンは従者を連れてこっそりと敵陣に忍び込みました。すると次のような夢の話をしているではありませんか「大麦の丸いパンがミディアンの陣営に転がり込み我々の天幕に一撃を加えた」と。仲間の者は大麦の丸いパンはギデオンの剣に違いないと言っているのです。

力を得たギデオンは300の兵を3つに分けて全員に角笛と松明を入れた水がめを持たせて、深夜敵の陣営をひそかに包囲したのです。そして彼らは一斉に角笛を吹き、水がめを壊して「主のために。ギデオンのために」と叫んだのです。びっくりしたミディアン人たちは右往左往して、同士討ちをし始めました。神がそのようにされたのです。ギデオンはエフライムの山地に使者を送って、ヨルダン川の渡し場を押さえ、逃げてきた兵士、そして二人の将軍も捕らえました。