サムエル記第一25章 復讐は神に任せよ

「理由もなく血を流したり、ご主人様自身で復讐したりされたことが、つまずきとなり、ご主人様の心の妨げとなりませんように。」サムエル記第一25:31

助産師永原のちょっと一言
「愛する者たちよ。自分で復讐しないで、むしろ、神の怒りに任せなさい。なぜなら、『主が言われる。復讐は私のすることである。私自身が報復する』と書いてあるからである。むしろ、『もしあなたの敵が飢えるなら、彼に食わせ、渇くなら、彼に飲ませなさい。そうすることによって、あなたは彼の頭に燃え盛る炭火を積むことになるのである』。悪に負けてはいけない。かえって、善をもって悪に勝ちなさい」。これは新約聖書のローマ12:19~21に書かれたみ言葉です。ダビデはアビガイルの言葉を聞いて復讐を留まったことによって、罪を犯すことを回避できたのです。私たちも怒りによって罪を犯すことがないように、主にあって心に平安を頂いて生きていきたいです。

聖書要約
サムエルの死
サムエルがこの世を去ったので、全イスラエルがその死を悼みました。
一方逃亡中のダビデはパランに下っていきました。そこには羊や山羊を飼っている裕福なナバルという男がいました。ナバルは素行が悪く頑固でした。妻はアビガイルと言って才色兼備な女性でした。ダビデは羊の毛の刈り込みの祝いの日にナバルから分け前を頂こうと10人の使いをナバルの下にやりました。ダビデはナバルを外敵から守る役割を担っていたので、分け前を要求するのは当然と思っていましたが、ナバルはそれを拒否します。それを不服に思ったダビデと兵士たちはナバルを撲滅する為に立ち上がったのです。
それを聞いたナバルの妻アビガイルは急いでダビデたちへの贈り物を整えて、夫に内緒でろばに乗ってダビデに会いに行きました。こちらに向かってくるダビデと出合ったアビガイルはひれ伏して、ダビデに夫の無礼を詫び、ダビデこそ主に選ばれた方であること、そしてそのような方が流血の罪を犯かさせては申し訳ないと言いました。ダビデはアビガイルの判断を讃えて受け入れ、贈り物を受け取り、剣を抜くことを思いとどまります。アビガイルは夫の下に帰ったのですが、夫はかなり酒に酔っていたので、翌日事の次第を話しました。すると夫は石のように固まって意識を失い10日後に息を引き取ったのでした。ダビデは部下を遣わして、アビガイルを妻にしたいと申し出ます。アビガイルは「ご主人様の僕たちの足を洗うはしためとなります」と言ってダビデの元に行きました。ダビデの妻はイズレエルのアヒノアムとこのアビガイルです。サウルの娘のミカルはサウルによって別の男性の妻とされました。