列王記上5章 海辺の砂浜のような広い心


「神はソロモンに非常に豊かな知恵と洞察力と海辺の砂浜のような広い心をお授けになった」列王記第一5:9

助産師永原のちょっと一言
神殿建築の準備はソロモンが知恵によって得た財力を使って、外国人であるヒラム王やイスラエルの人々の労働力で進められました。ソロモンの知恵である3000の格言は旧約聖書の箴言にまとめられています。その内容は時代を超えた現代にも通じる真理の言葉です。人として大切にしなければならないことや人が犯してしまいがちな間違いにするどく迫る言葉の数々が集められています。どうにもならないと思われるような問題も、聖書に聞けばその解決の糸口が見つかるといっても過言ではありません。

聖書要約
ソロモンの支配はユーフラテス川からペリシテ人の地、さらにエジプトの国境にまで及びました。ソロモン王の存命中、諸国の王は服従し、日々、多くの貢物を納めました。ソロモンの名声は周囲に広まり多くの王がソロモンに助言を聞こうと使者を送ってくるほどです。ソロモンは3000の格言と1500首の歌を詠みました。
神殿建築の準備
ダビデと友好関係にあったティルスの王ヒラムにソロモンは神殿建築の相談を持ちかけました。父ダビデの時代は国の安定のために戦争が繰り返されましたが、ソロモンの時代に至って平和がやってきたことと、主がダビデの子が神殿を建てるとおっしゃっており、その時がやってきたのです。ヒラムに木材とその切り出しの労働力を提供してもらう代わりに、ソロモンは食料でその代価が支払うことになりました。イスラエルの民も労働力として徴用されました。木材の調達のためにレバノンに送られた男子の数は3万人、山で石を切り出す作業をした者は8万人いました。このようにして神殿に使う木材や石が調達されたのです。