列王記第二21章 「マナセの罪」


マナセは、ユダに罪を犯させて、の目に悪であることを行わせた罪だけでなく、」列王記第二21:16

くぅ~ママのちょっと一言
マナセはユダ王国では最も長い在位期間の王ですが、最も神から離れ、悪政を行った王でした。父ヒゼキヤはそれまでの丘の上での礼拝を止め、エルサレムで神に忠実に仕えた王でしたが、その子マナセは父とは全く違っていました。アッシリアが勢力を拡大し、ユダに接近してくるという状況の中で、マナセ王は異教の風習をどんどん取り入れました。
教育にしろ、経済にしろ、娯楽にしろ、何に影響を受けるかは大切なことだと思います。本当の喜びをもたらし、それぞれの生き方が高められるものを見極めたいと思います。

聖書要約
​ユダの王マナセ
ヒゼキヤ王に代わって王となったマナセは55年間王位にありました。彼は父ヒゼキヤが取り除いた丘の礼拝所を再建し、北王国のアハブを真似てバアルの祭壇を築き、アシュラ像を作り、天の万象にひれ伏し、わが子を偶像の祭壇にいけにえとし、魔術や占い、霊媒、口寄せなど神の目に悪とされることをことごとくしました。マナセ王の非道振りがあまりにも酷いので、神は預言者を通して、「ユダに大きな災いを下す。エルサレムはサマリヤと同じ目に遭う」と言われたのです。マナセ王は罪のない人も大勢殺しエルサレムはその犠牲者で埋め尽されるほどでした。
そのマナセも死んで、その子アモンが王となりました。22歳で即位し在位は2年間でした。アモンも父同様に偶像を拝み、主の道を歩みませんでした。彼は家臣の謀反によって殺害されます。アモンに代わってその子ヨシヤが王となりました。