歴代誌第一5章 「神から離れた勇者たち」


「それは、彼らがその戦いのときに神に叫び求めたからである。」歴代誌第一5:20

くぅ~ママのちょっと一言
ここに記されているルベンとガドとマナセの半部族はアッシリヤの捕囚の民となります。そして帰還を果たせず、部族は消滅してしまいます。しかしこの部族もかつては神に信頼して生きていっていた部族である事が書かれています。神の側に立って戦うときに味わう主の勝利は格別だろうと思います。そのように生きていた部族でしたが、子孫は神から離れ捕囚の民となってしまいます。
神による勝利を忘れないようにしたいと思います。どんなに困難を極める状況にあっても、神による勝利を信じて、神から離れないことだと思います。

聖書要約
ルベンの子孫
ルベンはイスラエルの長子でしたが、父の妻と床を共にしたことにより、長子の権利をヨセフに譲らねばなりませんでした。長子の権利はヨセフでしたが、一番有力な部族はユダでした。ルベンの子孫が記されていますが、ヨエルとルベンとの関係は不明だそうです。彼らはハガル人との戦いに勝って、ギレアドの東の全域に天幕を張って住みました。
ガドの子孫
ガドの子孫はルベンの子孫に向かい合ったバシャンの地、そしてギレアドからシャロン、の隅々にまで住むようになりました。
ルベンとガドとマナセの半部族の精鋭の兵士たちはハガル人たちと戦いました。彼らは神にひたすら信頼していたので、祈りが聞かれ敵を倒すことができました。彼らは神によって戦ったので勝利しました。
ヨルダン川東のマナセの子孫
ルベンとガド共に戦ったマナセの半部族の系図です。彼らは名高い勇士でしたが、先祖の神に背き、他の地の神々を慕ったため、神がアッシリアの王の心を動かされ、捕囚の民とされます。ガドとルベンも共に連れ去られます。そしてこの部族が帰還したという記録はありません。
レビの子孫-大祭司の系譜
レビの子はゲルション、ケハト、メラリです。その中のケハトの系図が書かれています。その中にはアロン、モーセが名を連ねます。