歴代誌第一12章 心動かされた戦士たち


「彼らはダビデとともに三日間そこにとどまり、食べたり飲んだりした。彼らの兄弟たちが彼らのために用意したのである。」歴代誌第一12:39
ダビデがサウル王を避けなければならなかった頃のことが書かれています。ところが次々とダビデの下に勇士達が集まってきたのです。右手も左手も使って石や弓を操れる名手であるベニアミン族出身の者達。カモシカのように足が早く、ライオンのような顔をしたガド族の人々。彼らはヨルダン川の水があふれるような時に川を渡って両岸の低地を占領したことがあります。ベニヤミンとユダ族からも要塞にいるダビデのもとに馳せ参じました。ダビデがペリシテ人と共にサウルに対して戦おうとした時のことも記されています。その事態は避けられたのですが、その折マナセ族が加えられました。毎日のようにダビデを助ける者が加わり、ついに神の陣営のような大きな陣営となりました。
そしてヘブロンでダビデが即位することを支援する為に集まった各部族から多くの者が集まりました。これらの者たちが全き心を持って集まり、ダビデを王位につけることに同意したのです。そして3日間共に宴を張り、イスラエル中が喜び祝ったのです。

助産師永原のちょっと一言
「イスラエル中が喜び祝った」というヘブル語は歴代誌に25回使われているのだそうです。画期的な出来事が成就した時に使われており、それは主が与えてくださった喜びである事を表しているそうです。ダビデがサウルに代わって王となるのですが、ダビデが武力で王位を奪ったのではなかったのです。サウルはペリシテとの戦いで命を落としたことも主の計らいでしょうし、主が民の心を動かされた結果、この3日間の喜びの宴が実現したのです。
私がことあるごとに思う事は「回り道は主の祝福の道」ということです。その時は思い通りならない辛さに「なぜ」と言いたくなるような道であっても、それが主の祝福を得ることに繋がるのです。ダビデがサウルを避けて逃亡しなければならなかったことを思い返すにつけ、主が与えてくださる喜びを、信仰を持って待ち望む勇気が与えられるのです。