歴代誌第一13章 「手順」


「すると、の怒りがウザに向かって燃え上がり、彼を打った。」歴代誌第一13:10

くぅ~ママのちょっと一言

ウザ打ちのことはサムエル記下6章にも記されています。「ベレツ・ウザ」は「ウザを砕く」とか「ウザ殺し」、また「ウザの間違い」と訳されています。神の箱の運び方は規定があり、神の箱に触れてはいけなかったのですから、「ウザの間違い」が分かりやすいかもしれません。

ダビデはじめ、祭司たちもまた神の箱を大切にしようという気持ちはあったものの神の箱の運び方を知らなかったことで神の怒りを招いたのです。
私たちも聖なるものへの畏敬の念を忘れてはなりません。そして聖なることに関しては守るべき手順があることも知っておかなければならないと思うのです。そしてオベド・エドムが祝されたように、聖なることに参与することによって祝される人生を送りたいと思います。

聖書要約
神の箱を迎えに行く
ダビデは隊長全員を集めて会議を開き、サウルの時代からおろそかにしていた神の箱をここに移そうと提案しました。提案は満場一致で採択されました。そこでダビデは全イスラエルの民を招集して、神の箱をキルヤト・エアリムから運んでこようとしたのです。
アビナダブの家にあった神の箱を新しい牛車に乗せて、ウザとアフヨが車を御します。ダビデと全ての民は力を込めて神の前で楽器を鳴らし、歌ったのです。一行がギドンの麦打ち場に差し掛かったとき牛がよろめいたので、ウザが神の箱を押えようとして箱に手をかけた時に、主はウザに怒りを発しられ、ウザを打たれたのです。ウザはその場で死にました。ダビデは神を非常に恐れました。そこはベレツ・ウザと呼ばれています。
ダビデは神の箱をエルサレムに運ぶことを残念し、ガド人オベド・エドムの家に置くことにしました。箱は3ヶ月間オベド・エドムの家にあり、主はオベド・エドムとその家族を祝されました。