歴代誌第二4章 「最上の祭具」


「また、ソロモンは神の宮にあるあらゆる物を作った。」歴代誌第二4:19

くぅ~ママのちょっと一言
祭壇はモーセのときのものより遙かに大きいもののようです。洗盤については列王記と飾りや大きさに違いがあります。また用途も道具を洗い清めるというモーセの規定に対して、ここでは祭司が身を清めると違ったことが書かれています。これらの物はエルサレム陥落の時に破壊され、バビロンに持ち去られてしまいますので、ここに書かれている神殿は見ることが出来ないのです。さどかし素晴らしい神殿だったことでしょう。しかし新約聖書には神殿について次のように表現している箇所があります。「あなたがたの体は、神からいただいた聖霊が宿ってくださる神殿である」と。
ソロモンの神殿より、もっと素晴らしい神殿として自分自身が輝くことができたらどんなに素晴らしいでしょう。宿ってくださる聖霊の力によってそれが可能なのです。

聖書要約
ソロモンは青銅製の祭壇を造りました。長さ幅が10m、高さが5mあります。また鋳物で「海」を作りました。海は12頭の鋳造の牛の上に据えられていました。その他、清めのための10の洗盤、10の金の燭台、10の聖卓、100の金の水盤を作りました。そして熟練者のフラムに以下のものを作らせました。2本の柱の上にある柱頭、柱頭につけられた2組の鎖、鎖から垂れ下がる400個のざくろ、洗盤の台と洗盤の本体、大洗盤とそれを載せる12の牛、鉢、十能、肉刺し。それらに用いられた青銅はあまりにも大量で量る事はできませんでした。
神殿の中のものは金が使われました。供えのパンを載せる机、燭台、ともしび皿、火箸、芯切りはさみなど純金で造られたのです。神殿の扉も金で作られました。