歴代誌第二14章 「主を求めたから」


「私たちが求めたので、神は周囲の者たちから私たちを守り、安息を下さったのだ。」歴代誌第二14:7

くぅ~ママのちょっと一言
アサが神の前に忠実に歩んだ王であったことと、そのアサに神が報いてくださったことが書かれています。アサは内では宗教改革を行い、外に対しては砦の町を次々と築き、数はそれ程多くありませんでしたが、兵士を整えました。そしていざ戦いとなった時には、怖気ず、また傲慢にもならず、謙って神に助けを祈り求めました。
私たちも自らのできることは手を抜かずきちんと努力し、その上で神に委ねることによって平安を得るという生き方がしたいと思います。委ねるとは、何もしないでただ神に祈ることのように思いますが、そうではないのです。

聖書要約
ユダの王アサ
アビヤの子アサが王になりました。アサは心から神に従った王です。彼は異国の祭壇や聖なる高台を取り除き偶像を壊しました。そして民に律法を守るように命じました。神はこの国に安らぎを与えられたので、民は平穏に暮らすことができました。アサは我々が神を求めたので、神は周囲の者から我々を守ってくださり、この地を保有することができたと言って、ユダに砦の町を築きました。またえり抜きのユダの兵士とベニヤミンの兵士が武装して民を守りました。クシュ人のゼラが戦いを挑んできたことがあります。ユダの軍隊の方が数の上ではるかに劣勢だったのですが、アサ王が神に「主を頼みとしている我々を守ってください」と祈ると、神はアサの目の前でクシュ人を撃たれ、クシュは絶滅しました。多くの戦利品と羊やらくだを奪って、意気揚々と凱旋したのです。