歴代誌第二29章 「王として手掛けたこと」

「彼は祭司とレビ人を連れて来て、東側の広場に集め、」歴代誌第二29:4

くぅ~ママのちょっと一言
ユダの王アハズの治世の晩年には周囲の国々に侵略され、国力は弱体化してしまいました。ヒゼキヤはそのような時に父の後を継いで王となりました。王となってまず着手した事は神殿の再建でした。その後、贖罪の献げ物を献げました。献げた雄牛などの数が7となっています。7と言う数字は完全数ですので、心から主に従うことを表しているのでしょう。多くの者が捕虜となり、国内の金銀は持ち出され、王としての課題は山積していたことでしょう。しかしそのような中で、まず再建した神殿で捧げものをしたのです。
私たちは常に幾つかの仕事を抱えていますが、いつも優先順位を間違わないようにと思っています。そしてクリスチャンが優先すべきは「神の国と神の義を求める」ことに他ならないと思います。

聖書要約
ユダの王ヒゼキヤ
ヒゼキヤは25歳で王となり、29年間王位にありました。母はゼカルヤの娘でアビヤといいました。彼は父祖ダビデが行ったように主の目に正しいことを行いました。ヒゼキヤは王になって最初の1月に神殿の扉を開いて修理して祭司とレビ人を集めて言ったのです。「まず自分を聖別して、次に主の神殿を聖別せよ」と。先祖が神殿を捨て、主に背いたためユダは衰退してしまいました。そのユダが成すべき事は神に立ち返り、神と契約を結ぶことであると訓示したのです。レビ人と祭司達は王の言われたとおり行い、1月16日にはそれらを終えて王に報告したのです。王は翌朝、町の責任者を集めて、主の神殿に上り、雄牛7頭、雄羊7匹、小羊7匹、雄山羊7匹をユダの贖罪のために献げました。王はレビ人に命じてシンバル、竪琴、琴を、そして祭司のラッに合わせて主を讃美し、喜び祝って主に礼拝しました。この清めの儀式の後、王は一同に感謝の献げものを献げるように言いました。集まってきたいけにえの数が多く、祭司の手が足らないほどでした。このようにして神殿での奉仕が再会されました。ヒデキヤと全ての民は神の導きを喜び祝ったのです。