エステル記7章 「禍いを益に」

「こうしてハマンは、モルデカイのために準備しておいた柱にかけられた。それで王の憤りは収まった。」エステル記7:10

くぅ~ママのちょっと一言
こんな顛末になるとは誰が考えることができたでしょう。どんでん返しの大勝利です。
私たちの日々の人間関係の中でも、言われもない汚名を着せられたり、誤解がもとで気まずくなったりと、心曇らせることがあります。しかしそんな時天を見上げます。誰に理解されなくても天の主なる神様はご存知であると思うと、心のざわめきを納めることができます。そして神がこのエステル記のように、そのことを通して益と変えてくださることを信じることができたら、逆に次の展開が楽しみになってきます。神を信じる者に神は必ず報いてくださるという信仰を持って人生を送りたいです。

聖書要約
ハマン、失脚する
王とハマンはエステルの酒宴にやってきました。王はまたもやエステルに「望みがあれば何でもかなえよう」と言葉をかけます。エステルは自分の民族が取引されて皆殺しにされることを王に告げます。王が「誰がそんなことをしようとしているのか」と尋ねたところ、エステルは悪者ハマンの仕業であることを告げます。王は怒って庭に出ました。その間にハマンはエステルに命乞いをしようと擦り寄ったところに王が戻ってきて、王妃に乱暴しようとしたと勘違いします。すぐさまハマンの顔に死刑用のベールがかけられました。従者は「ハマンが王の為に貴重なことを告げてくれたモルデカイを吊るそうと用意していた柱があります。」と言ったので、王はそれにハマンを吊るせと命じたのです。