箴言17章 心を試される神


「銀にはるつぼ、金には炉、心を試すのは主。」箴言17:3

くぅ~ママのちょっと一言
1節目の言葉は新共同訳聖書の言葉そのままを書いています。いけにえの肉は上等なおいしい肉という意味。3節の金銀から不純物を取り除くために火で精錬しますが、人間の心から不純物を取り除くのは神さまの働きとのこと。知恵の大切さ、友の大切さが繰り返されています。

聖書要約
1乾いたパンの一片しかなくとも平安があれば いけにえの肉で家を満たして争うよりよい。
2成功をもたらすしもべは出来の悪い主人の息子を支配し、財産の分配にもあずかれます。
3銀や金は火で精錬しますが、人間の心を清めるのは神様です。
4悪人は悪人同士で付き合い、うそつきはうそつき同士で集まります。
5貧しい人をバカにするのは、その人をお造りになった神をバカにするのと同じです。神は人の不幸を喜ぶ人を罰せられます。
6孫は老人の自慢の種、父は子どもの尊敬の的。
7神にそむく者が素晴らしいことを語れるはずがなく、神に従う者が嘘をつくはずがない。
8賄賂は魔力があり、誰が使っても効果があります。
9愛がある人は人の間違いを覆います。言ったことをすぐに変えるような人は親友を失う。
10物わかりのいい人は一度叱れば十分です。愚かな者を百度打つより効果がある。
11悪人は逆らうことを生きがいとしているため、きびしい罰を受けます。
12愚かな者の無知に会うより子を奪われた熊に会う方がましです。
13良くしてもらったのにあだで返すような人の家には災難が絶えない。
14いったん火のついたケンカはなかなか納まらない。収拾がつかなくなる前に手を引きなさい。
15悪者を正しいとしたり、正しい人を悪者にすることは神がお嫌いになることです。
16真理を学ぶ気がなければいくら学費を払っても意味がない。
17本当の友は裏切りません。困難の時には助け合います。
18考えのない者はたやすく連帯保証人になって人の借金を背負う羽目になります。
19罪を愛する者はけんか好き、うぬぼれは本性を見破られる。
20心の曲がった者は幸せになれません。うそつきには災難がやってくる。
21神を信じない子の親には喜びがない。
22心がうきうきすれば体も健康になり、心が沈めば病気になる。
23神に逆らう者は買収されて法を曲げます。
24物事の分かっている人は知恵に心を向け、愚か者の見つめる先はうつろ
25愚かな子どもは親の苦しみ。
26神に従う者を罰したり、正しいことをしている人に罰を与えてはいけません。
27知恵ある人は言葉を制することができ、冷静な人には英知がある。
28無知な人でもしゃべらなければ知恵ある聡明な人と思われる。

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