箴言26章 愚か者、怠け者
「 怠け者は、良識ある答えをする七人の者よりも、自分を知恵のある者と思う。」箴言26:16
くぅ~ママのちょっと一言
「愚か者」についての教えが書かれています。真理を鋭く言い当てた言葉、また洞察力の優れた表現など教えられることが多々あります。
痛烈なのは12節。自分が賢いと思っている者が一番愚かなのだという言葉。いつも神のみ前でへりくだる者でありたいと思います。
聖書要約
1愚か者が名誉を受けるとしたら、真夏に雪が降り、太陽が西から上るようなものだ。
2根拠のない呪いは無効であるのは、鳥がすいすい飛び回っても誰にも害を与えないようなもの。
3ロバはくつわ、馬や愚かな者は鞭を使って言うことを聞かせます。
4愚か者と議論するときは愚か者のペースに乗せられないことです。あなたも同じように愚かになってしまいます。また彼が自分は賢者だと思い違いしないためです。
6愚か者にことづけを頼むのは自分で足を切り、毒を飲むようなものです。
7愚か者の語ることは歩けない人の足のように役に立ちません。
8愚か者に名誉を与えるのはいつかは自分に向けられる銃に弾を詰めるようなもの。
9酔っ払いにとげが刺さっても痛くないように、愚か者が教訓を語っても心に訴えません。
10愚か者や、通りすがりのものを雇うのは的を見ずに矢を射るようなもの
11犬が吐いたのものをまた食べるように、愚かな者は愚かなことを繰り返す
12愚かな者より始末に悪いのは自分が賢いと思っている者です。
13怠け者は仕事にも行かず、「外にライオンがいる」と言い、ごろごろ寝がえりを打つばかりです。ちょうど蝶番でドアが回転するように。おまけに自分の手で皿に乗った食べ物を口に運ぶのも面倒がります。その上、知識のある人が束になってかかってきても自分の方が賢いと思っています。
17関係のない争いに首を突っ込むのは犬の耳を引っ張るのと同じように馬鹿げています。
18友人をだましてお行きながら「ちょっとからかっただけさ」と言うのは手当たり次第、火のついた矢や人を殺すことが出来る矢を射るようなものです。
20木がなければ火が燃えないように、蔭口がなければいさかいは鎮まる
21炎には炭、火には木、いさかいを燃え上がらせるのはいさかい好きな人
22噂話は美味しいごちそうのように食欲をそそります
23心に悪意を抱いていても、きれいな言葉を使えば、それを隠せるように、銀で覆う美しく見せることが出来る
24憎しみを持っていても愉快そうにしています。心の中は憎悪でいっぱいなので、信用していはいけません。どんなに親切にされても憎しみの心は隠しきれるものではありません。
27罠を仕掛ければ自分がかかり、石を転がせば、戻ってきた石に自分が下敷きになります。
28嘘は人の心を砕き、憎しみが込められた御世辞は人を傷つけます。