哀歌3章 頼るべきところ


はいつくしみ深い。主に望みを置く者、主を求めるたましいに。」哀歌3:25

く~ママのちょっと一言
詩人は今ある苦難は神の裁きによるものであると言います。しかし神は憐れみといつくしみをもって、完全に滅ぼすことはなさらないと確信しています。また敵に神が報復してくださるようにと祈ります。
生きる力がなくなってしまったような時にも私たちには頼るべきところがあります。なんという幸いでしょう。私たちが力を捨てた時に主は恵みといつくしみを私たちに注いて下さるのです。

聖書要約
第三の歌
神の怒りが振り落とされました。神は私を暗闇に連れて行き、私の周りをふさいで、苦しみと悩みで私を縛りつけます。私はどんなに急いでも、回り道ばかりして先に進むことができません。神は熊やライオンのように待ち伏せし、私に襲いかかり引き裂いてそのまま置き去りにします。狙いを定めて弓を引き、腎臓を射ぬかれます。砂利をかませて私を打倒します。私は幸福を忘れました。そしてただ言います。「わたしの生きる力は絶えた。ただ主を待ち望もう」と。神のいつくしみは決して絶えない。神の憐れみは決して絶えない。それは朝ごとに新たになる。あなたの真実はそれほど深い。主こそ私の宝です。主に望みを置く者に神は幸いを与えられる。神からの懲らしめを受けたなら、それを静かに受け入れることです。頬を撃つ者にはもう片方の頬を向けることです。神はいつまでも見捨てておかれるはずはありません。神はいつくしみを持って憐れんで下さる。人を苦しめることが神のみ心ではありません。しかし傲慢な者や公平でない者を神は見過ごされない。災いも幸いも神のご命令なら、それに文句を言うことはできません。むしろ悔い改めて神に立ち返ることです。
神は私たちを追い詰めて見捨てられました。敵はそれをみて大口をたたきます。私は同胞が打たれるのを見て涙を流し続けます。敵は私を追いたてます。主よ、私に恐れるなと言って下さい。主よ、かれらの犯した全ての悪に報いてください。

前の記事

哀歌2章 天から地に