エゼキエル書2章 人の子よ
「人の子よ。わたしはあなたをイスラエルの民に、わたしに反抗する国民に遣わす。」エゼキエル2:3
くぅ~ママのちょっと一言
「人の子よ」という神さまからの呼びかけは聖書に90回出てくるのだそうです。「ちりの子」と訳されている聖書もあります。人は弱くその命には限りがあり、塵に帰る存在です。そのような人間に神は憐れみの心を持って呼びかけてくださいます。人間の知恵は私たちの不可能を次から次へと可能にしてきました。人間の賢さはいかなるものぞと思ってしまうのですが、神さまから見れば弱く愚かな人間でしかありません。そのことに気づかないことが罪なのです。
聖書要約
その方は私に言われました「人の子よ、立ち上がりなさい。私はあなたに語ろう。私はあなたを私に反逆したイスラエルの民に遣わす。彼らは先祖同様私に逆らった。強情で恥知らずな彼らのもとにあなたを遣わす。彼らが私の言葉を聞き入れたとしても、それを拒んだとしても、彼らの間に預言者がいたことだけは知るでしょう。彼らがどんなに脅してきても険悪な顔をしても恐れてはいけません。あなたは私の言葉を語りなさい。あなたは私に背かず、口を開いて私が与える物を食べなさい」と。すると両面に字が書いてある巻物を持つ手が差し出されたのです。その方が巻物の広げるとそこには警告や嘆きや呻きの言葉が書かれていたのです。