エゼキエル書7章 金銀がつまづきとなる


「彼らの銀は道端に投げ捨てられ、彼らのは不浄の物のようになる。」エゼキエル7:19

くぅ~ママのちょっと一言
この国が完全に滅ぼされるという預言です。神の神殿があるエルサレムが滅ぼされることは絶対ないと信じていた人々に完全に滅ぼされるのだと言うことが繰り返し預言されています。金や銀があればなんでもできると思っていた民たちに、神の怒りの日、終わりの日にはそれらのものは何の役にも立たないと言います。むしろ、罪の根本は金銀を愛することだと指摘します。金銀そのものが罪なのではなく、金銀を自分のために集めて自分のためだけに使うあり方が問題であり、金銀は共に生きる人と分かち合うために使うことが金銀が生かされる使い方であり、罪の奴隷にならない生き方だと言えます。

聖書要約
主の怒りの日
神からお告げがありました。「人の子よ、主なる神が言われる。あなたの国の全地は滅び終わりを迎える。偶像を拝んだあなたたちに怒りをぶつける。憐れみをかけることはしない。その時あなた方は私が主であることを知るようになる。」と。
また主なる神は言われる。次から次へと災いが来て、あなたたちにとどめが刺される。それをしているのが主なる神であることをあなた方は知るようになる。ついにその日がやってくる。あなたたちの傲慢が蕾が開くように最高に達した。彼らは一人として生き延びることはできない。神の怒りが臨むので、買う物も売るものもなくなる。戦闘のラッパが吹かれても戦う者がいない。外には剣があり、内には飢饉と疫病が彼らを滅ぼす。逃げることもできない。誰もが荒布をまとい、恥と恐怖に包まれる。その日には金も銀も彼らを救うことはできない。かえってそれらは人々をつまずかせ、高価な飾りによって高慢さがさらに増し、偶像を造った。だからあなたがたの神殿を敵の手に渡す。神殿が汚されても私はあなたを助けない。鎖を用意せよ。この国の民を奴隷とするために。諸国から悪者を来させてエルサレムの町を攻めさせ、聖所を汚す。
恐怖がやってくる。平和を求めてもどこにもない。災いが次々とやってくる。指導者たちは手をこまねくばかりだ。悪に対して神が報いられる。恐怖に包まれ、私が神であることを知るようになる。