箴言1章 知恵の初め
「 主を畏れることは知恵の初め。」箴言1:7
くぅ~ママのちょっと一言
箴言は聖書の中の知恵文学の一つで、ソロモンの知恵が集められています。しかしすべてをソロモンが書いたわけではなく、ソロモン的な性格をもつ知恵ということです。箴言の箴は鍼灸の針と同義語であり、「人生のつぼ」に差し込む格言と理解できます。
沢山の知恵がありますが、その基本、一番大切なことは「神を畏れること」だと書かれています。知恵は大切ですが、その知恵をどのように使うかのほうがもっと大切なこと。知恵は人類を破壊へと導くこともできますし、平和を実現することに使うこともできます。ガリレオガリレイの「神なき知恵は知恵ある悪魔を作る」という言葉を思い出します。
聖書要約
序
イスラエルの王、ダビデの子、ソロモンの箴言
これが書かれたのは、人々が公平に、正しく判断するためです。若者が正しい生活を送れるように、また物事のよく分かっている人に対しても、知恵をさらに増し加えて、人々を指導できますように。ではどうすれば人は物事を理解することができるのでしょうか。それは神様を信じ、神様を大切にすることです。
父の諭し
わが子よ、父と母の教えに従いなさい。そうすれば後になって人々から褒められるようになります。もし悪い仲間から人に危害を加えて、略奪しようと誘われても、きっぱりとことわりなさい。彼らはろくな死に方はしません。
知恵の勧め(1)
知恵は色々なところで聞くことができますが、知恵をバカにし、神を畏れず、神に従わず、忠告に耳を貸そうともしなかった者は、それなりの報いを受けるでしょう。私に聞き従う者は何の心配もなく、平和な毎日を送ることができるのです。