エゼキエル書41章 神殿の規模


脇間の幅は、螺旋階段で上に上るごとに広くなっていた。というのは、神殿はその建物の四方を、上の方まで脇間で取り囲まれていたからである。」エゼキエル書41:7

くぅ~ママのちょっと一言
門の階段を7段上って外庭に入り、さらに8段上って内庭に入り、さらに10段上って聖所に入り、その奥に至聖所があり、その扉は2枚の折りたたみ式であったということで、主のみ前に出る心構えを求めるような構造になっているとのことです。なつめやしはオアシスを、ケルビムは主の臨在を表します。この幻で示された神殿は栄華を極めたソロモンの神殿と同じ規模とのこと。全てを失った捕囚の民にそんなことが可能でしょうか。
今まで自分を支えていたと思っていた物を全て失った所で主に出会い、主に従う人生を歩み始めた時に、主は不思議な方法で祝福してくださることは多くのクリスチャンが経験していることではないかと思います。捕囚の民のその後も不思議な方法で主の恵みが与えられるのです。

聖書要約
その人は私を神殿の中央の大広間の拝殿に連れて行き、入り口の壁柱や玄関の間口などを測りました。またその人は本堂の奥の部屋に入り、入り口や廊下や部屋の大きさを測り、これが至聖所だと教えてくれました。神殿の外側には脇間が囲うようにあって、3階建てになっていた。脇間は神殿から出た突き出た所で支えられたようになっていた。上に行くほど脇間は広くなり、神殿の壁は狭くなっていた。神殿が高台の上に立てられていた一番下の脇間でも高台にあるのが見えました。
神殿の西側には別殿がありました。神殿の東側には内庭がありました。神殿の拝殿にも至聖所にも玄関にも格子窓が付けられており、壁には二つの顔を持つケルビムとなつめやしの木が交互に彫刻され、神殿の内壁全体を覆っていた。拝殿の入り口の柱は四角で、至聖所の前には木製の祭壇のような物がありました。その人は「これは主の前に置かれた聖卓だ」と教えてくれました。拝殿には2枚の扉があり、聖所にも2つの折りたためる扉があり、拝殿の扉には壁と同様にケルビムとなつめやしが刻まれていました。廊の両側と神殿の脇間の屋根にはなつめやしの模様がほどこされていました。