エゼキエル書48章 主がそこにおられる


「この町の名は、その日から『主はそこにおられる』となる。」エゼキエル書48:35

くぅ~ママのちょっと一言
エゼキエル書の最後の幻は土地の分配です。ヤコブの正妻、レアとラケルの子どもが神殿の近くに、側妻のビルハとジルパの子どもは遠くの土地が与えられます。しかし「神殿から遠くなるほど川の水量は増す」と前章で書かれていたように、神の恵みは隅々まで行き渡たります。この町の名は「神の都」と呼ばれます。神が共にいてくださるというエルサレムの回復の幻は捕囚の民の何よりもの希望になったことと思います。
どんなときにも神が共にいてくださることを確信することこそがクリスチャンの生きる希望なのです。

聖書要約
イスラエルの各部族に割り当てられた土地のリストは次の通りです。北の端からダン族、アシェル族、ナフタリ族、マナセ族、エフライム族、ルベン族、ユダ族、ユダ族に境界線にそって献納地があり、その中心に神殿があります。この地域は祭司の土地です。そこに隣接してレビ人の土地があります。その献納地の南側は一般用の土地で、農園や牧場があり、誰でもこの農園で働くことが出来ます。残りの部族である、ベニヤミン族、シメオン族、イサカル族、ゼブルン族、ガド族が南の境界線までの土地が割り当てられます。町の門にも各部族の名前が付けれらます。都の周囲は9キロあり、町の名は「神の都」すなわち「神がそこにおられる」と呼ばれます。